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333    ARTISTS    BURN DOWN

BURN DOWN
 
Interview by Hajime Oishi / Photo by Kurofin
 

 大阪は泉州発、Burn Downの看板コンピ・シリーズ『South Yaad Muzik Compilation』の第五弾が到着。Ryo the Skywalker、J.T.B.、Shingo★西成、DABOらヴァラエティ豊かな面々が集う、このシーンにおけるBurn Downの求心力を再認識させる内容となった。多忙を極める彼らに取材を試みた。
 
 「サウンドを続けてきて来年で15年目になるんですが、ダブだけではなく、自分たちの作品を作って、それを自分たちのスピーカーでプレイする......それがサウンドを始めてからしばらくして見えてきた夢だったんです。それが3年前に実現して、今度はそんな自分たちのプロデュース曲をもっといろんな人たちに聴いてもらって、"レゲエ"という素晴らしい音楽をこの日本にもっと根づかしていきたい、と自分たちの夢が多少なり変化し、大きくなってきました。その大きな夢を実現するため、そしてレーベルとしてアーティスト/トラックメーカーたちと共にこのレゲエという音楽でいろいろなモノと戦っていく、そういった目的のためにSouth Yaad Muzikはあり続けていきたいと思っています」
 
 「今回のVol.5のテーマも一緒、"心の銃の用意はええか!! "。聴いてくれる人たちがGun Fingerあげっ放しの作品を目指して制作してきました。人選に関して言えば、今回もレゲエの現場で歌い、熱いメッセージを届けているアーティストたちにお願いしました。大阪のアーティストが多く収録されてますが、俺らBurn Downも全国いろんな場所に行かしてもらって、そこで"やばいなっ!"と思ったアーティストにも若手、ベテラン関係なくお願いしましたね」
 
「音源制作を続けてきたなかで見えてきたもの?......かなりハイペースでレゲエは進化していると思うんですね。定着してきたぶん、お客さんの耳も肥えてきて、新しい事も求められてるとも思いますし、時代の流れもある。でも、根底は崩すことなく落ち着いて自分達の歩幅で行こう、ということは毎回気づかされます。アンダーグラウンドなぶん、言いたいことや伝えたいことが正直に出る音楽であるということにも毎回気づかされますね。そして人と人との繋がり、Link Upで作品のクォリティもかなり変わることにも気付かされましたね」
 
 レゲエに対するBurn Downの面々の姿勢は真摯そのものだ。上記の発言からもそうしたスタンスは窺い知れるだろうが、Daddy DragonやZuraなど地元の仲間たちのほかスティーブン・マクレガーやクリストファー・バーチらジャマイカ勢と共に練り上げられたトラックのクォリティからもそれはくっきりと。ソカ調ありR&B調あり "As We Enter" リディムをモデルにした "Musical Murder" リディムあり。今回はシリーズ最多の18曲10リディムが使用されているが、水増し感は一切ナシ。じっくりと練り込まれたからこその、充実の聴きごたえである。
 
 「毎日生きていく中で試練や辛いことが一杯あります。自分の置かれた環境の中で、このアルバムの曲を自分の立場に置き変えて聴いてもらえれば得るものがたくさんあると思います。もちろん、楽しい状況の中で聴いてもらえればさらに楽しくなること間違いなしです。さらに現場で聴けば得ること、楽しさも100倍Up!! 年末、Citta'とZepp Osakaでリリパもやるので、みんな待ってるで〜!!」

 

"South Yaad Muzik Compilation Vol.5"
Burn Down & V.A.
[Victor / VICL-68683]
 
 
【BURN DOWNリリース・パーティ開催決定!】
● 12/22(水)川崎 Club Citta'
● 12/29(水)大阪 Zepp Osaka
[URL]www.burndownsound.com

 

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