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"SOUL REBEL" SPECIAL : REVIEWING DI SCENE of 2010 no.07
HIBIKILLA × 親指HEAD
 
Interview by Riddim / Photo by Hiroto Sakaguchi (Hibikilla) / Tomoyuki Kaneko (Oyayubi)
 

 昨年の「Soul Rebel」をきっかけにクラッシュまで発展したこの二人も共にAlps Bandを従えて出演決定。両者に同じ質問をぶつけてみた。
 
●今年を振り返ってみて日本のダンスホール・シーンをどう見てますか?
Hibikilla(以下H):大きなフェスは規模が縮小したところもあったようですが、各地の中小規模のフェスやクラブ・イヴェントに関しては逆に自前のサウンド・システムを入れてやっているところが増えていて、広い意味でレゲエ文化が浸透していると思います。あと、CD不況など一層の業界の構造変化を感じました。それが自分のインディーズ・レーベル、I-Note Recordsを設立するきっかけにもなりました。
親指Head(以下親指):若いアーティストがたくさん出てきてると思います。世代交代が始まったかなと。今は現場と密着してるアーティストがイケてるし、そういう意味ではアンダーグラウンドは良くなってきてるので、本当の奴だけが残ると思います。個人的にいえば去年「Soul Rebel」に出させて頂いたり、大仏さんの『XXX F.A.T.』に参加してから声を掛けてくれる人が増えたのが良かったですね。
 
●去年、お二人のクラッシュの発端となった「Soul Rebel」に今年、共に出演しますが、思うところがあれば。
H:それまでの日本のDJクラッシュと言えばトーナメント形式でスキルの見せ合いが多い中で、実人生を賭けたフリースタイルと言うか、ああした手法で、しかももの凄く好評を博したことは自信に繋がりましたね。一年をかけて「Soul Rebel」から声を掛けてもらえて、ある意味、狙い通りですね。
親指:例のクラッシュは中途半端で終わってるので、この「Soul Rebel」で完結します! 争いじゃなくてとにかく2人のヤバいライヴを観て下さい! 敵はもっとデカイんで!
 
●「Soul Rebel」の楽しみ方や魅力を教えて下さい。
H:今年の夏はクソ暑かったのですが、「Soul Rebel」は季節的にも最高ですから。あと、今年は自分だけではなく、初出場アーティストが多いので彼らに注目して下さい。
親指:他のフェスと違ってアーティストが近いし、レゲエが一番体感出来るフェスだと思います。魂でレゲエを感じて欲しいっす!
 
 
 

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