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Day In Da West
 
だんだん気温が高くなってきて、窓から流れてくる風だけではそろそろ我慢の限界もこえてしまうほどのLAからお伝えします。皆様、いかがおすごしでしょうか?
 
現在、僕は新たなアルバム制作を始めておりまして、日々ノート・パソコンでビート・メイクしながら出来上がったら即レコーディングして......ってなループな生活をおくってます。MPC3000からDTM(ソフト)に制作スタイルを移行したのですが、まだ不慣れなもので未だ勉強中ですが、10年前に夢にみていたことがたった1クリックで出来てしまう現在の便利さに度肝を抜かれっぱなしです。iPhoneやiPadのアプリで曲が作れる今、この先どうなるか楽しみです。
 
音楽とは話が離れますが、日本ではあまり報道されてない、LAの事件を1つ。LAPD(ロス警察)は7月7日、10件の殺人と1件の殺人未遂に関与した疑いで、サウス・セントラルに住む男を逮捕したと発表。逮捕されたのはロニー・デイヴィッド・フランクリン・ジュニア容疑者(57歳)。25年前から、LAで売春婦を含む黒人女性ばかりを狙い、少なくとも11人を殺害したと言われています。一連の事件では、犯行と犯行の間隔が長かったことから、犯人は「グリムスリーパー」と呼ばれていました。25年間、常に同じ小型拳銃が使われ、現場には犯人のDNAや指紋も残されていたらしいのだけど、長い間犯人の特定には結び付かなかったそうです。数年前からロスの街中に大きなビルボードを使い、犯人の似顔絵と被害者の写真、その下に大きく5,000万円の懸賞金がかかっていたのを良く見かけたのを覚えています。逮捕のきっかけは、なんとDNA。彼の息子が犯罪を犯し、収監された際に接種されたDNAと、未解決だった連続レイプ殺人魔とのDNAが完全に一致はしなかったが、かなり近い配列がはじき出された。そこから親家族に駒を進め捜査を行ったところ、親父が怪しいということになり、警察の執念でゴミ箱から食べかけのピザを持ち帰った。そのピザに付いていた僅かな唾液から接種したDNAがビンゴぴったり一致し、25年間包まれていた闇に終止符が打たれた。フタを開けたらなんと街をパトロールしている制服の警察官...ではないが、パトカーをメンテナンスするバビのメカニックが犯人だったと言う。怖い世の中ですね。
 
8月21日から毎年恒例のヒップホップ野外フェス、「Rock The Bell」がLAやNYなど4大都市で開催されます。今年はスヌープ・ドッグとローリン・ヒルがヘッドラインにあがってます。その他も超豪華でウータン・クラン、ア・トライブ・コールド・クエスト、ラキムにKRS-ワン、スリック・リック等々、アーティストの名前を書き上げただけで文字数が埋まってしまうほど沢山出演します。近郊の方は是非遊びに来て下さい。イヴェベントのインフォはこちらから。http://rockthebells.net/
 
TEXT BY DJ 2HIGH
98年に渡米後、Tha Dog Poundに参加。音楽制作の他、Blue Line Clothingも展開中。

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