55LEVEL
RESPECT & MANNERS
Interview by Kyoju / Photo by Kohei "Kurofin" Kurokawa
破壊力のある5本のマイクを武器に全国各地の現場を盛り上げる、Mongo、Hi-Bread、Express、Zove King、Stereonからなる大阪発、5人組DeeJay集団、55Level。7月発売の3年間ぶりとなるアルバム制作の話を聞くことができた。
●まずはじめに今の55Levelのメンバー構成にいたった経緯は?
Mongo:はじめはそれぞれが地元のバーやクラブ等でDeeJayやセレクターなどをしてました。
Hi-Bread:僕はMongoと初めに出会って、そこから自分たちでイヴェントをするようになった時に呼ぶようになったんが、ExpressとZove Kingですね。
Mongo:その時期に僕が言い出しっぺで55Levelという形でクルーにしました。
Stereon:僕はちょうどその頃にExpressとコンビ曲をやる機会があってリンクが深まり、自然と55Levelに入ってました。
●今回リリースするアルバムは約3年ぶりのリリースとなるけど、ずばり前回と比べての変化は?
Hi-Bread:前作以降、ちゃんとアルバムとして出せる環境が自分らの回りに整ってなくて。そんな中、Burn DownのKazu君が毎週イヴェントを一緒にやっているっていうのもあってか、Burn Downという頼りになるサウンドから、「South Yaadでアルバム出さへん?」って声かけてくれた時は嬉しかったですねぇ。
Mongo:しっかり第一線でリリースし続けてる人がバックでサポートしてくれてるという強みが一番の違い!
●大阪産とジャマイカ産のトラックが多いけど、選ぶ基準は?
Express:ジャマイカものはメンバーのうち誰かが行った時に5人コンビ用に作ってもらうけど、あとは身の回りのリンクでそれぞれゲットできるトラックからインスピレーション受けて曲を書きます。
Zove King:大阪ではトラック・メーカーにも事欠かないです!
Stereon:僕は大阪のバンドChallisss Crewとリンクしてて、ソロ用にオケ作ってもらいました。Capleton feat. Military Manの「No Time」とちょうどその時に流行ってた"Rub A Dub"Riddimを併せたようなオケでとお願いしてできました。
●コンビ曲とかもそういった自然なリンクのながれで?
Hi-Bread:今回僕がコンビやってるVader君も毎日遊んでますね。そんな中で当り前のように曲ができます。
●メンバー内のソロ活動とかは刺激になる?
Hi-Bread:大阪は先輩も後輩もやばいアーティストの宝庫なんで、大阪全体が刺激になります。
Mongo:外から見て僕らもそう刺激を与えられる存在になれたらいいですが。
●今後の55Levelの目標等は?
Hi-Bread:この3年で一気に5人コンビの曲が増えたんで、これからソロの曲もどんどん増やしていきたいですね。
Zove King:もともとはじめは一人一人だったんで。
Express:大阪はやっぱ一人でもやばないと認められへんもんなぁ。
●普段55Levelのライヴはどこで見れる? またこのアルバムのリリース・パーティーの予定は?
Mongo:毎週火曜Ito Iでやってる「Rice & Peace」にいつもいてて、月一でラバダブしてます。リリパは10月末にサンホールってところで予定してるんでお楽しみに!
"Respect & Manners"
55Level
[South Yaad Muzik / SYMCD-002]