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RUDEBWOY FACE with SEVEN STAR & DJ SN-Z
 
Interview by Naohiro Moro / Photo by iGa-c
 

 若手の筆頭から、トップ・アーティストにライン・アップ入りした観のある"マグナム・ボーイ"ことRudebwoy Faceが、コンビネーション曲だけで構成されたオフィシャル・ミックスCDをリリースするとの情報が届けられた。正に近年の彼の精力的な活動を象徴する様な作品である。早速、都内某スタジオで彼をキャッチ。ミックスを担当した横浜のサウンド、Seven StarのBarbaとGodzillaの2人と、DJ SN-Z(OZROSAURUS)にも参加してもらい、話を聞いた。
   
●今回のミックスは、Seven StarとDJ SN-Zで担当したってことだけど、どんな風に進めたの?
Godzilla:まあ、大体の流れはオレが作ったんだけど、ルーボイ(Rudebwoy Faceのこと)の客演には、ヒップホップ関係も多いから、そっちの時はSN-Zに2枚使いとか、コスリとかで遊んでもらって、て感じかな。
 
● DJ SN-ZはRomero SPの頃からの付き合いってことだよね。
DJ SN-Z:そうですね。
Barba:この3人で毎週火曜日、『Bad Fellas Online』ってネット・ラジオもやってるんだよね(http://www.badfellasonline.jp/)。
 
●なるほどね。で、どうなの? ルーボイは? 横浜のDee Jayとして?
Godzilla:いいよ、もちろん。横浜のDee Jayって言ったらRudebwoy Faceでしょ、やっぱり。
Barba:誇りですよ、誇り。「I'm Proud Of You」ですよ。
Godzilla:ルーボイとの付き合いは"ジーン・ジニー"からだからさ。一緒に車で帰ったりしてんの。10年前ぐらいからだよ。
Barba:"ジーン・ジニー"って言ったって、第3世代ぐらいのジーン・ジニーだよ。
Godzilla:そう貸してもらえなくなる前の、最後のジーン・ジニー。あの時、居たのがルーボイと、Han-Kun、Red Rice、Goki、あとShock Eyeも居たな。横浜で歌いに来てるのがルーボイぐらいしかいなかったからさ。ニュー・カマーっていうかさぁ、そういう連中が来てて、みんなザワザワしてて、その中でBussしてたの、ルーボイだけだったと思うもんな。
 
●"Young Generation"なんて言ってやってたのが、もう10年前だ。
Rudebwoy Face:そうですね。10年前ですね。もう"Young"じゃないですね(笑)。"Middle"ですよ(笑)。
 
●ここ数年の動きを考えてみると、やっぱりファースト・アルバムの『Rudebwoy』を出して以降かな? 客演も含め、急激にレコーディングが増えたのは?
Rudebwoy Face:そうですね。やっぱりファーストを出してから仕事量は増えましたね。この4〜5年の話ですね。
 
●それで、去年ぐらいからかな、アーティストとしての格が上がったな、なんて感じ始めたのは。例えば、Home Gも「ルーボイの演奏は俺たちにやらせてくれ」とか言う様になってるし、「(横浜)レゲエ祭」にしても、「ソウル・レベル」にしても出番がいい場所になって来て...。それで、この5月からはマイジャの「Dancehall Rock」のツアーにも参加でしょ? もう、すっかりトップ・アーティストに仲間入りだよね。
Rudebwoy Face:ありがとうございます。
 
●こっちもすごくうれしいんだけどね。それで、今回、このミックスを聞いて感じたことがいくつかあるんだけど、まず、ルーボイっていうとやっぱり、女のアーティストとの相性がいいよね。
Rudebwoy Face:そうですね。女性アーティストとはやり易いですね。
 
●ギャップを感じて、そこがいいんだよね。キル・チューン歌う時のエグい感じと、女性アーティストと絡んだ時の優しい感じとの...。かなりストーリー性の高い世界観のリリックを提供するよね。
Rudebwoy Face:本格的にギャル・チューンを日本語で歌う人があんまり居なかったから、それをやってみたかったっていうのはありますね。
Godzilla:彼氏役Dee Jayだよね(笑)。リリック、彼氏だもん、その女の(笑)!
 
●彼氏役Dee Jay(笑)! 正に言い得て妙だね(笑)。このミックスCDでもその彼氏役セグメントは聴き応えがあるよね。それと、ヒップホップ方面からも人気が高いよね。
DJ SN-Z:やっぱり、ヒップホップ側からイメージするレゲエDee Jayとして、日本人アーティストの中じゃ一番なんですよね。
Godzilla:NYの感じがするんじゃない? ラガ・ヒップホップな感じ。Mad LionとかYankee B的な...。
 
●Godzillaに訊くけど、今回のミックスを作る上で工夫したこととかはある?
Godzilla:やっぱり、1枚通して、どの部分にもルーボイの声が出て来る訳だから、通常の流れやグルーヴよりも、飽きさせない様に、意外性とか突発的なもの、例えば歌の後に急にダンスホールとか、その逆もあるし...。今回、新曲は1曲だけ、Pushimとの曲があるんだけど(「Guilty Bwoy feat.Pushim」)、レゲエのセレクターが作ったミックスCDの中での、新曲のプロモーション的なかけ方みたいなことも意識したかな。
 
● その新曲は誰名義で...?
Rudebwoy Face:それはオレ名義で、このミックスCDの発売の少し前から配信で同時にリリースします。
●ところでGodzillaとルーボイって、世代的には、どの辺と一緒なの?
Godzilla:ルーボイがオレよりひとつ下なんだけど、同世代、あんまり居ないんだよね。だから、オレとかルーボイ辺りが、どこ行っても、ずーっと一番下、みたい時期が続いてたよね。割と最近だよ。2〜3年前辺りから、Chehonとか、Tak-Zとか、導楽とか、20代半ばの連中が出て来て、その分、ひと世代、ルーボイがやっと上がったっていうか...。
 
●それでも無駄は無かったのかも知れないよね。言ってみれば、若手の王道を10年近く経験して、今、紛れも無いトップ・アーティストの仲間入りをしたと思えばね。それでは皆さん、今後の活動予定はどんな感じですか?
Godzilla:Seven Starは、今年は、ワン・サウンドで、本物のラバダブに拘ったダンスをやってくつもり。
DJ SN-Z:OZROSAURUSは、今年3年振りのアルバムを出す予定です。
Rudebwoy Face:オレは、これを出したら、取りあえずダンスとか現場を出来るだけいっぱい入れて、夏のフェスにも出て、来年年明け頃に、また新しいアルバムを出せたらいいな、って思ってます。それと今、オレとRueedで、"Sound Magnum"っていうオレのサウンドを復活させて、2人とも、セレクターで、MCで、Dee Jayで、って感じでやってます。そっちも機会があったらチェックして欲しいですね。

 

"Best Combination - Magnum Mix"
Rudebwoy Face
[KSR / XNKC-10006]

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