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BURN DOWN
NEVA EVA SLOW DOWN
 
Interview by Takashi Futatsugi / Photo by Shizuyoshi Fukuda
 

 南大阪・泉州のだんじりエリア貝塚に屋号を掲げるSouth Yaad Muzik。ご存知、アツくてナンボのビッグ・バッド・サウンド、Burn Downが立ち上げたそのレーベルからのオリジナル・コンピレーションも今回早4作目を数える。4リディム、16チューンにパワー・アップした、その最新作について首謀者たちが熱く語ってくれた。
 
●前3作収録のチューンの現場での反応はどうでしたか? 特に鬼ボス曲となると?
Kazu:色んな現場で良い反応をもらっていますし、 他のサウンドがダブを録って、現場でかかっているのを聞くとヤッパ嬉しいですね。 もちろん全曲ヤバイですが、『Vol.1』の、Boogie(Man)さんの「Rolling」や、J.T.B.(Jumbo Maatch、Takafin、Boxer Kid)の「Bad Number」、『Vol.2』のBoogie Man & Bear Man の「またあおう」、『Vol.3』のBoxer Kid & Peter Manの「宴〜ワッショイ〜」、Fire BallのSuper Criss & Jun 4 Shotの「No Poison」、NG Headの「ラガGP」などが、特に。
 
●ジャマイカでのプレイ、オケ制作、ミックスでのエピソードを。
Makoto:ジャマイカでのプレイはやっぱり面白いです! リリックが100%伝わるので。めっちゃ盛り上がったし、逆に微妙な時も(笑)。毎回、勉強になります。
Mizoguchi:向こうでは相変わらずMavadoと(Vybz)Kartelが人気で、Stephen("Di Genius"McGregor)がプロデュースした曲がかなり多いですねー! サウンドはFire Linksが熱かった。今作もイケイケ・リディムはStephenが作っているんで今のダンスホールを堪能できるかと。
Kazu:ジャマイカ、ロンドンなどでプレイ出来たことが、自分達の中で新しいことでしたね。 特に「Fully Loaded」の舞台に立てたことが印象深いですし、その経験が更に、もっと色んなことに挑戦したいって思う火種になったと思います。
 
●今回、リディム面で気を使ったことや、トラック・メイカーにリクエストしたことは何ですか?
Mizoguchi:今回はイケイケ2トラ、ミディアム2トラの4ウェイなんで、それぞれキャッチーなのと、ハードコアになるように各トラック・メイカーに伝えました。特にミディアムは、今までの『South Yaad Muzik』にはなかった感じで。レコーディング自体はスムーズにいけたと思います。でも終盤になるとスケジュールが結構厳しくなって、Makotoが東京で、オレとKazuが大阪で、って2組に分かれて立ち会ったりして、一日で東京と大阪で4曲も出来たりして。終わってすぐMakoto社長に「こっちはこんなヤバイ曲出来たでー!」ってメールで曲をやりとりしてましたね。ほんでジャマイカで合流みたいな。
 
●今回、リリック面でもいい意味で大人っぽさや、より闘ってる感を感じたのですが、それぞれのアーティストにはどんなリクエストをしましたか? また、個人的なパンチラインや人選についても教えて下さい。
Makoto:今作ではより色んな人の耳と心に届くように、幅広い作品を目指しました。 幅広い、なおかつ現場でかかる"レゲエ"を。 例えば、J.T.B.には、現場でガッツリ騒げる曲を、Papa B & Rueedには、オケが西部劇というイメージだったので、二人で撃ち合うようなガンマン・チューンを依頼しました。 個人的なパンチラインは全曲と言いたいとこですが、強いて挙げれば"My Life"リディムの4曲ですね。もちろんリディムを聴いて、このリディムにはこのアーティストが乗るだろう、という前提で、"Mad Sweep"リディムは全曲3人コンビで行こうとか、"Guns Out"リディムも全曲コンビで行こうと思って、今までにないコンビを考えて人選しました。
 
●新作の聴きどころを、セレクターというポイント(目線)で、語って下さい。
Kazu:ヴェテランから若手まで、喜怒哀楽全てを堪能できる作品となっているので、もちろんダンスの現場以外、色んなシチュエーションでプレイ出来ると思います。 ダンスホール・リディムの"Mad Sweep"、"Guns Out"のセグメントは、トラック&ミックスダウンにStephen"Di Genius"McGregorを起用し、それぞれの曲のリディムの変化も楽しめ、爆音で聴くとかなり危ない出来になりました。Zura氏 制作の"Tomoshibi"リディムのセグメントはメッセージ性が強く、ジャマイカで言うカルチャー系。 Home GrownのTanco氏制作リディムの"My Life"リディムのセグメントは、ポジティヴで、老若男女全ての人に聴いてほしいチューンばかりですね。
  
●年末のショウへの意気込みを。
Mizoguchi:ここのところ毎年大阪Zeppのリリース・パーティが年納めでしたけど、今年は(川崎の)Club Cittaとの2カ所開催なので関東のみんなにもガッツリ楽しんでもらおうと。超豪華なこのメンツ間違いないでしょ!!!
Makoto:関東のお客さんにも、最高最強のリリパをお見せします。今から気合充分で準備しております。絶対チェックよろしくです! 来年もツアーで全国を回る予定なので、そっちもお楽しみに! あっという間に今年も終わり! 悔いの残らぬようガッツリ弾とヴァイブスをこめて撃ち残しの無いように! 心の銃の用意はええかっ!!


 

"South Yaad Muzik Compilation Vol.4"
Burn Down & V.A.
[Victor / VICL-63505]
 

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