313 ANI ARTISTS CHOP STICK CHOZEN LEE D.J BOBO JAMES D.L DJ KRUSH DOMINO-KAT ECD FIRE BALL H-MAN HAKASE-SUN MURO RUDEBWOY FACE こだま和文 スチャダラパー
Riddim THE PHOTO EXHIBITION
Text by Toshiaki Ohba
『Riddim』No.312での"Photo Issue"の発行と連動して、3月5日〜7日の3日間、東京・表参道のYasu Galleryにて「Riddim Photo Exhibition」が開催された。この写真展ではその"Photo Issue"で掲載された21人による作品21点全てが展示され、誌面で見る印象とはまた違った面白みが出ていたのではないだろうか。
そもそもこの企画は、いつもはマイクや楽器を使って表現しているミュージシャンが、カメラを使って表現するとしたら一体どうなるだろうか?という発想からのもの。実現できるかは分らなかったが声をかけたミュージシャンたちからは予想以上に好感触を得て、最終的にこんなにも豪華な、そして一癖も二癖もある21名のミュージシャンたちが"カメラマン"として参加してくれたのだ(中には自ら撮影した写真を自身のCDジャケットに使用するほどの腕前の人から、これを機会にデジタルカメラを買ったという人まで様々。機材もプロが使う様な一眼から携帯電話に付いているカメラまで多種多様)。
今回のテーマは「Girls」。一見簡単そうなテーマだが、考えれば考えるほど頭を抱え込んでしまうテーマかもしれない。実際に写真が届くまでは「この人ならばきっとこんな写真を撮ってきてくれるのではないか」といろいろと想像を膨らませていたのだが、それがズバリ的中した作品もあれば、我々の想像をはるかに越えて見事に裏切ってくれた作品もあって、一枚一枚作品をじっくり見つめながら嬉しくなってしまった。どれもが撮影者の私生活、リリックやインタヴューで知っている個性が出ていた。いや、出てしまうものなのだ...。
なお、写真展の初日にはオープニング・パーティが催され、作品を提供してくれたアーティストたちの他、DJやセレクター、ライターやカメラマン、イラストレーターなど音楽関係者らが多数来場してくれたが、その際に数多くのCDジャケットの他、『Riddim』でも多くの表紙などを撮影してくれている写真家、石田昌隆氏にプロ・カメラマンとして感想を求めたところ、ニコニコしながらこう語ってくれた。
「どれもすごく面白いよ。もしかしたらこれが写真の本来の姿かもしれないね」
【参加アーティスト】
ANI(スチャダラパー)
CHEHON
CHOZEN LEE(FIRE BALL)
DABO
D.J BOBO JAMES a.k.a. D.L
DJ KRUSH
DOMINO-KAT from ENT DEAL LEAGUE
ECD
H-MAN
HAKASE-SUN
MOOMIN
MURO
NIPPS / HIBAHIHI
RUDEBWOY FACE
RYO the SKYWALKER
SAMI-T(MIGHTY CROWN)
TWIGY
YOYO-C a.k.a SCALAWAH
宇多丸(RHYMESTER)
こだま和文
篠山冨心 aka PUSHIM