Riddim | Muenehiro / Neo

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Neo
Munehiro
　　
Text by Thunder Killa / Photo by Hiroshi Manaka
　

もはや説明無用！　堂々たるレゲエ・アーティストとしても日本中を沸かしまくっているMUNEHIRO。公私ともに超多忙な中、前作から一年半、4枚のシングルを挟んでのメジャー第二作『NEO』をリリース！　ますます順風満帆、タフさもいや増す彼女に話を聞いた。
　
　周知の通り、非常に人気の有る芸能人としての顔も持つアーティストMUNEHIROだが、レゲエ・アーティストとしてのキャリアも5年を超え、レゲエ・ファンの中では、もうそういう"イロメガネ"で見る人はいないだろう。今回も堂々たるレゲエ作品、『NEO』をリリース！との事でインタビューをセッティングしてもらってはいたんだけれども、さすがの多忙振りからどうしても時間が合わず文章でのやりとりとなった。が、本人と接した事のある人ならお分かりだろうが、非常に（音楽に対して）真剣であり、今回の質問にも真摯に答えてくれて、そういう所からもアーティストとしてのMUNEHIROが表れているんじゃないだろうか。

●インディー時代から数えてミニ・アルバルを含めると今回で5作目となり、全国のレゲエ・ファン達にも"レゲエ・アーティスト"として定着している様に思いますが、"MUNEHIRO"として活動し始めた当初と比べてどうですか?
MUNEHIRO（以下M）：以前よりも自分の活動を知ってもらえているので、本当に嬉しいです。現場の舞台を踏む度、反省と発見があり、5年目の今でも、そしてこれからも変わらぬ姿勢で取り組んでいきたいです。
　
●自分の中で切り替えとかありますか？
M：今までは意識して切り替えてたと思うけど、今は、意識はしてません。表現方法は違えど、エンターテイメントで自分を通して何かを伝えるという根本的なものは変わらないので意識せずそれぞれを全うしようと思いました。
　
●１年半振りのアルバムですが、間にシングルを４枚挟んでいるため久しぶり感も無く非常に順調なペースと感じます。多忙な中、曲作りはどんな時にしているのでしょう？
M：どのアーティストもそうやと思いますが、リリースに関係なく常に制作しています。週末はダンスで歌ってる事が多いので、ショウ終わりに「こんな曲があればいいなぁ」と思った曲を形にしていく事が多いです。
　
●シングルとしてもリリースしていた「ヒノマルパワー〜君の力〜」はクレジットによるとミキドウザンとの共作のようで、なるほど「ジャパン一番」のミキとは相性もバッチリのようですが、どういういきさつがあったのでしょう。
M：前回も共作していて初めてではないんですが、三木クンはとても尊敬しているアーティストで、曲に限らず色々なアドバイスをもらう先輩です。今回の「ヒノマルパワー」は制作途中にどうしてもこの曲の意見が欲しいと思い、相談した結果、色々と提案してくれて共作になったという感じです。
　
●前出の「ヒノマルパワー〜君の力〜」を含めて今アルバム中にも日本人であるアイデンティティを打ち出す曲が多いですが、リスナーの反応とかどうでしょう？
M：世代を超え、ジャンルを超え反応があります。お父さん世代の人がこの曲を熱弁してくれたりするのをみると音楽が持つパワーを改めて実感します。
　
●やはり結婚という人生の一大事を経験すると曲作りに影響はありましたか？
M：結婚してというよりも、これまで沢山の事を学ばせてもらったので知らないうちに影響を受けていると思います。
　
●久々となるワンマン・ライヴも近いですが、どんな内容になるんでしょう？
M：自分で主催するワンマンは4年前に横浜の24でやった以来です。内容はMUNEHIRO汁1,000％になれば嬉しいです！