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294    ARTISTS    ROCK DESIRE

ROCK DESIRE
THE ORIGINAL JUDGEMENT SOUND
  
Interview by Masaaki Okino / Photo by Crew Office
 

90年代の関西ダンスホール・シーンに於いて常に独自のスタンスで活動してきたRock Desireがここ数年、更に活発にダンスや作品リリースをしている。今尚熱狂的なファンを増やし続けるRock-Dのメイン・セレクター、クリリンに最近の動向について伺った。
 
●最近リリースしたミックスCD『Slave Master』について教えて下さい。
Kuririn(以下K):普段のRock-Dとは違うロックステディ〜ルーツ期を中心にしたセレクションです。多少マスタリングなど調整する以外、パソコン編集なしで殆ど全部ダイレクト、リアル・タイムでレコードをミックスしています。
 
●クリリンのセレクション+MCというのがRock-Dの魅力と思うのですが、そういうミックスCDを作ろうとは考えていますか?
K:あってもいいと思うけど、臨場感は薄れると思いますね。僕がジャマイカへ初めて行った時に観たスカイジュース(Metro Media)のパートをこのCDに入れたのは、自分がインパクトを受けたそういう臨場感を少しでも伝えたい、という気持からです。スカイジュースのファウンデーション・セレクションは当時にしてはかなりクイックなミックス、今のスタイルの基本ともいえるんじゃないかな? やはり選曲の妙に影響を受けたし、あれこそがジャグリン・サウンドと感じる部分はあります。
 
●Rock-Dのサウンドの特徴とはどういうものだと考えていますか?
K:音の出し方や選曲、全てに言えることだと思いますが、言葉で伝わりきらない部分を如何に音で表現できるか、というところにずっとこだわってきました。
 
●ここ数年の活発な活動のきっかけは?
K:ジャー・T(Killasan)らと「ファウンデーション・ナイト」というのをやったのをきっかけですが、ブランニューだけでなくファウンデーションや80's〜90'sクラシックスが新しい世代に再評価される現在の状況を当時から予見していました。僕はもちろん、ブランニューも良いと思ったものはプレイしていますが、圧倒的に古い曲に対しての反応が大きいのを感じます。「リクエスト・ナイト」というのもやっていますが、最近は皆さんの方が僕よりよく知っていますね(笑)。
 
メディアの表層だけがレゲエの全てではないし、一人でも多くの人に「こんなカッコエエのもあんねんで」というのを知らせていきたい。後戻りできひんぐらいの音を聞かせたいですね(笑)。昔、St.Ann'sに行くようになって、仲間ができて、初めてレコードをかけさせてもらった、そんな僕自身が体験した楽しいことをみんなにも感じて欲しいし、やはり自分が楽しいかどうかですね。ビジネスライクにかけたい曲を我慢しないといけない、というくらいなら、昼間バイトして趣味でやればいいねん、てホンマ思いますね。

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