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NO.294 (2006.09)
よくヨーロッパの人々に、「日本はなぜ一つの政党がずっと政権を握っているんだ?」と聞かれるが、(民主党が居るから必ずしも正しくないけど)確かにそう考えると、おかしな話である。我々はすっかりそれに慣れてしまっているが、ヨーロッパ諸国はまだ社会主義の党や、労働党が存在する。……[→]
レゲエ・ビジネスが、ゆっくりと死期にむかっている事を裏付ける事実が新たに発覚した。“No.1オールディーズ・レーベル”として君臨していたBlood And Fireが活動を停止したのだ。先日、同レーベルのウェブサイトとフォーラムが閉鎖された際には、様々な憶測や噂が飛び交った。……[→]
U-DOU & PLATY / BUSS UP from OKINAWA
沖縄限定で先行リリースされた「ジャパン・レゲエ・フェスタ2007」の応援ソング「ハイサイ To Di ウチナー」が記録的ヒット、7月にリリースされたミニ・アルバム『Everything All Right』からも地元限定のCMソングになるなど話題の沖縄出身のレゲエDeeJayデュオ、U-Dou & Platyに3枚目となるニュー・アルバム『Buss Up』について話を聞いた。……[→]
The Charm Of Wackie's / Mark Ernestus for Basic Channel
ベイシック・チャンネル、リズム&サウンド、そしてワッキーズ再発シリーズの仕掛け人の片割れ、Mark Ernestusが日本に来ているとの情報をキャッチした我々は、急遽電話インタビューを敢行した。さすがマイスターの国、ドイツのレーベルだけあって、そのこだわりを持った一連の再発はワッキーズへの並々ならぬ愛情から産まれていた。……[→]
NYを拠点に独自のレゲエ・ミュージックを産み出しているワッキーズの80年代半ばの雰囲気を伝える貴重なドキュメント『BULLWACKIE〜ロイド・バーンズとワッキーズの輝き』がDVD化された。音楽評論家、藤川毅氏がワッキーズ、そして本作の魅力を語る。……[→]
10月14日(日)、今年も東京・日比谷野外大音楽堂にてジャパニーズ・レゲエ界の先鋭達が総出演する「Soul Rebel」が開催される。今回で8回目を数えるこのビッグ・ダンス、我々はタイトル通りの理念を貫き通してきたのだろうか? 今一度、肝に命じる時かもしれない。……[→]
おんぼろ車に乗ってレコードを売り歩くラスタファリアン2人による珍道中映画『ルーツタイム』が面白い。この映画のアルゼンチン出身の監督、シルヴェストレ・ハコビが公開前に来日するとの情報を得て、『ラフン・タフ』の監督、石井“EC”志津男と対談を決行。ジャマイカで映画を撮る難しさについての話題で盛り上がり…。……[→]
Rock Desire / The Original Judgement Sound
90年代の関西ダンスホール・シーンに於いて常に独自のスタンスで活動してきたRock Desireがここ数年、更に活発にダンスや作品リリースをしている。今尚熱狂的なファンを増やし続けるRock-Dのメイン・セレクター、クリリンに最近の動向について伺った。……[→]
MUNEHIRO / Power OF " LIMITED "
もうすっかりレゲエ好きの間では馴染みのアーティストとなったシンガーMUNEHIRO。元々その存在感はメジャー級なのだが、今回、その彼女がメジャー・デビューを果たし、サード・アルバム『Limited』をリリースた。ことレゲエに関してはピュアな情熱を傾け続け、タフな女を目指す彼女の本音の話を聞いて欲しい。……[→]
トピックづくめなこの夏、Everything Sort Out。Hot So。
まずはジャー・キュア、フリー!のニュース。2007年7月28日、出所したその足で、キングストンのヒルトン・ホテルにて、ママ・キュアと仲良く並んで記者会見。レイプ罪と銃器不法所持で、8年と3ヶ月にも及ぶ投獄生活からの帰還。その後、地元モンティゴ・ベイを中心に凱旋。……[→]
Eric Donaldson / Mr.Cherry Oh Baby Vol. 2
前号に引き続き、「Cherry Oh Baby」という世界的に知られるクラシック・ナンバーを持つシンガー、エリック・ドナルドソンが登場。「Cherry Oh Baby」の制作秘話やザ・ローリング・ストーンズとの出会いなど、余り知られていない珍しい話が聞けた。……[→]
Derrick Barnett / Me, My Bass & I
デリック・バーネット——。80年代から90年代に掛けて、ジャマイカを代表するバッキング・バンド、サジタリアスのリーダーとして、イエローマンや数多くのトップ・スター達をサポートし、また幾多のビッグ・ショーで活躍した名ベース・プレイヤー。当時のショーは、一つのバンドをバックに、次々とアーティスト達が登場するやり方が主流で、サジタリアスは、809、ロイド・パークス&ウィー・ザ・ピープル等と共に欠かせない存在だった。「Reggae Super Bash」等で来日もしていたので、サジタリアスの事、そして右肩だけにベースのストラップを引っかけた、独特なスタイルでプレーしていたデリック・バーネットの事を覚えている人も多いだろう。また、デリック・バーネットは「歌えるベーシスト」で、加えて「踊れるベーシスト」でもあった。そんなデリック・バーネットがいるだけで、ステージ全体が華やぐ特別な存在感とオーラを持っていた。時として、「主役」を喰う程に。
そのデリック・バーネットが自身初となるアルバム『Me, My Bass & I』を発表した。早速、ニューヨークに居る本人に話を聞いてみる事にした。……[→]
年、「Come Around」のスマッシュ・ヒットで、シーンに彗星の如く現れたのがレペゼン・バミューダのカリー・バッズだ。セルフ・タイトルのデビュー・アルバムは、正統派のレゲエと他ジャンルのエッセンスをうまく融合させたパワフルな一枚だ。……[→]
Clevie Brownie (Steely & Clevie) / Unmissable Story extra pieces from Ruffn' Tuff vol.10
映画『Ruffn' Tuff』やインタビュー集の書籍でこぼれた人達の発言を採録する当コーナー、前号に続きクリーヴィが登場。最新のリディムの制作だけでなく、古き良き音楽に対する愛情、そしてそれを後世に伝える想いも人一倍のようだ。……[→]
Bigga Raiji, Arare, Hibikilla / MIC Blast from East
前号の当コーナーで紹介した東の若手代表選手とも言えるレイシー・バレットの2人以外にも当然、数多くの若手アーティストが西に負けじと連日連夜現場を熱くしている。今回はアルバムをリリースしたばかりのBigga Raiji、Arare、Hibikillaの3人を紹介しよう。……[→]
“Love”をテーマとした5thアルバム『Satisfaction』を7月にリリースしたばかりのBAGDAD CAFE THE trench townが、間髪置かずにダンスホール・アーティスト10名を起用したアルバム『Meets The Reggae〜Passing Point〜』をリリース。中心となって制作を手掛けたRaitaくん(Guitar)に今作について語って頂いた。……[→]
アサシンの新作『Gully Sit'n』が実に痛快。ドッシリと地に足のついた骨太“ハードコア・ダンスホール”の直球勝負作で硬度・満足度文句なし。最前線のプロデューサー陣によるサウンドは最新ながら、根っこにたっぷりルーツ/ダンスホールの滋養が詰まった、いい意味で実はとても昔カタギなDJだと再認識した来日中のアサシンを直撃。……[→]
レゲエ・ミュージックへのこだわりをしっかりと焼き付けながら、広いリスナー層にもアピ−ルするような洗練されたサウンドを聴かせる、独自のスタンスが魅力の9miles。前作から約2年ぶりとなる待望のニュー・アルバム『Belly-Go-Round』がリリースされたので話を聞いた。……[→]