フージーズ活動停止以降、コンスタントに4枚のアルバムをリリースしてきたワイクリフ・ジョンが、生れ故郷のハイチの独立200周年を祝して制作した『ウェルカム・トゥ・ハイチ・クレオール101』を自身のニュー・レーベル、Sak Paseよりリリース(日本盤はビクター)。レゲエ・アーティストも多数参加した全く新しい音楽を聴かせてくれる。 |
ワイクリフ・ジョンというアーティストの立ち位置は一種ドクトクなもの、だ。“アーティストでありプロデューサー”という立場こそは今でこそ珍しくも何ともないだろうが、例えば“Produced by”なり“Featuring....”というクレジットに彼の名前が入っているとして、その音源がどういったものか即座に予想することは可能だろうか。答は“否”だろう。何故ならば彼はヒップホップ・アーティストではあるが、必ずしもラップする訳ではないし、そうしたトラック(ビート)を提供する訳でもないからだ。 |
"Welcome To Haiti Creole 101" [Victor / VICP-62963] 2004 |
"The Preacher's Son" [J Records / BVCP-21340] 2003 |
"Masquerade" [Sony / SICP-149] 2002 |
"The Ecleftic" [Sony / SRCS-2308 ] 2000 |
"The Carnival" [Sony / SRCS-8354 ] |
※その他、2003年には編集盤『Greatest Hits』(Sony / SICP-471, [初回DVD付] SICP-469) もリリースされている。
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