| 新しい年となりましたが、世の中が乱れているのは何も変わりません。去年は、パリス・ヒルトンなどに憧れ、ビッチなファッションが小学生にまで浸透して、地方の大人の度肝を抜くというアメリカでしたが、この度、“ピンプ”という言葉が一般でもオーケーになるという判例が出ました。 ケーブルTV局、ESPNがモーターサイクル愛好者、イーヴル・カニーヴルの70年代の写真（彼と彼の妻、そしてもう一人の女性がカニーヴルを囲んでいる図）を“幾つになってもピンプ”というキャッチ・コピーをつけ、自社のコマーシャルに使用していたのですが、これを名誉毀損で本人がESPNを訴えていた。しかし1月4日、これが法廷で「もはやピンプという言葉は、不名誉な意味が無い」と判決が下され、カニーヴル氏の訴えが却下された。 この間、小学校の前で恐らく2年生くらいの子供が、「I'm A Pimp! I'm A Pimp」と叫んでいたのに苦笑していたばかりだけど、ビッチズとホー？ ●今月のモータウン もう多運？ トライブ再結成が結局上手く行っていなかったQティップが、モータウンにピックアップされた。カマールと偽名でラップ無しのアルバムをドリームワークスで製作していたのだが、ブートで出回ったり、エグゼクティヴとの確執などで、結局日の目をみなかったプロジェクトとなってしまった。実際は、彼の“歌”に問題ありとも噂があったのだが、聞いた人も多いのだろうから、その辺の判断はお任せしよう？ ●今月の拳式 2年の婚約を経て、ついにナズとケリースが1月8日、アトランタで結婚した。すでに「Getting Married」という曲で、2人がどんな生活をしているかは明らかにしているので、どうでもいいか？ ●今月のフリック ロイド・バンクスが、ゲイ・ポルノ役者だったという噂がインターネットなどを通じてたっていたが、ラジオなどで本人やGユニットが否定していたが、なんの証拠も上がっていなくてストリートに不満は残るらしいが、キャムロンもどう関わるか分からないが、ポルノを製作すると発表。このところ映画づいているデイモン・ダッシュがプロデュースするらしい。実際、ラッパーがポルノで成功した例はスヌープだけなんだけど、キャムもピンクのヤンキーキャップを被っていてゲイとも言われているだけに、タイムリー？ ●今月のベネフィット 東南アジアの津波の被害者への義援金問題で、政府が尻込みしている間に、多くの企業が寄付や救援物資を送っていたが、情けない事に巨大企業主になっているラッセル・シモンズやパフ・ダディ、デーモン・ダッシュなどの名前は上がらない。しかし、我らがMOPが1月12日、NYのジョーズ・パブでベネフィットを行った。チケットの売り上げ100％を赤十字を通じて寄付するという名目で行われたこのギグには、司会のレミー・マーティン以外、ビッグネームは登場しなかった。ファット・ジョーも自分で乗れないフェラーリを寄付するべき？ ●今月のオクラ その無知振りで、多くの団体や様々な人種を怒らせたアウトキャストのアンドレが、ヒューブラザースと組み、ジミ・ヘンドリックスの伝記映画を製作を予定していたが、ジミの遺族が彼の楽曲を使用することを拒否し、お蔵入りになりそうとこぼしている。実は彼、以前にもジミの伝記をやろうとしていて、俳優候補に、エディ・マーフィーとラリー・フィッシュバーンが居たって知ってた？ ●今月のヴィンテージ なんとキース・マリーが、最新アルバムをドロップする。その収録曲の一つに、10年も経つ、モブ・ディープとのビーフに関する曲がある。どうでもいいか？ |
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