デイヴ・ケリー制作の "Fiesta" リディムによるビーニ・マンの「Dude」にフィーチャリングされ一躍注目されたミス・シングが、ショッキング・ヴァイブスによる全面的バックアップを得てファースト・アルバム『ミス・ジャマイカ』をリリース。ビーニ・マンは勿論、ヴァイブス・カーテル等が参加した様々なリズムが交差するパーティ・アルバムだ。
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本名ナターシャ・リンゼイ。この個性的なルックスは、見る者に様々なイメージを喚起させるだろうが、彼女が18歳にして既に一児の母であるという事実に対しては、一様に驚きの声が上がるに違いない。 現行ダンスホール・シーンの最重要人物のひとり、デイヴ・ケリーの目に留まった彼女は、彼と共に「Regular」や「Get That Money」といった曲をローカル・ヒットさせる。03年には、ビーニ・マンによる大ヒット曲「Dude」にフィーチャーされ、ダンスホールとヒップホップの交差点にフォーカスを当てた企画盤『Def Jamaica』に収録された、この曲のリミックス・ヴァージョンのヴィデオ・クリップにも出演。瞬く間に“時の人”となった彼女は、業界の注目を一身に受ける中、ここにデビュー・アルバム『Miss Jamaica』を届けてきた。彼女のマネージメントはビーニ・マンのショッキング・ヴァイブスが行っているようだが、本作の総合監修にはデイヴ・ケリーがあたっている。 |
"Miss Jamaica" Ms. Thing [Victor / VICP-62939] |
"Back To Basic" Beenie Man [Virgin / VJCP-68663] ミス・シングをフィーチャーした 「Dude」を収録したビーニ・マンの 2004年リリース作品。 |