●今回のタイトル『To All Over』に込められた“想い”とは?
Jumbo Maatch(以下J):これまでやってきたスタンスは決して変えず、今まで以上に広がっていく、という意味を込めて。
Takafin(以下T):地元大阪からどこまでも広がるように。
Boxer Kid(以下B):アルバム・タイトルになった曲を作ってる時に、「これはアルバム・タイトルになるような…」という感じで。意味的にも音を発信して俺らも発進していく。それで色々な山を越えていく、と。
●アルバム収録曲に関して各々のコメントを。まず「To All Over (Move It Again)」J.T.B.。
J:一番最後に作った歌で、このアルバムの中でも特に重要なピースやと思います。3人コンビもこれで5回目やし、今迄とはちょっと違ったテイストにしたかったんで、トラックにロック・ステディ(スカ)の要素を取り入れて、ホームGと共に時間をかけてガッチリ仕上げました。PVもいい感じなんで要チェック!
T:約10年位やってきた今、昔に比べたらかなりいい状況ではあるが、その状況に甘えず気を引き締め直して初心忘るるべからずの気持ちでやっていこう、と。今この時期だからこそ出来た曲かも知れません。
B:3人コンビでアルバム一発目というコンセプトがあって。ホームGのアレンジも最高で個人的にもメチャクチャ気に入ってます。
●「Wickedest Thing!」Boxer Kid
B:『M.J.R. #7』のイントロで使ったのを少しイメージを変えてやってみました。オケはRichard Brownieでスタジオで歌いながら作りました。明るい感じでできたのが良い意味で裏切れた、と思います。
●「Next Next Level」Jumbo Maatch & Takafin
J:タカとは小学校からいっしょにツルんでるけど、コンビやるのは実はまだ2回目。1回目はデビュー作でやったんで何年振り? 内容は誰よりも更に次のレベルへ向って!という意気込みであり、メッセージであり。
T:普通に次のレベルを目指すのではなく、俺らは次の次のレベルを目指していこう、と。ジャマイカにいる間にじっくりと作りました。
●「Champion In Action - pt.1」Jumbo Maatch feat. Chozen Lee
J:長年の戦友Fire BallからLeeを迎えて、格闘技テイストも入れつつ、西と東のチャンピオンが組めば無敵!みたいな分かり易く、レゲエDJのコンビらしい内容。Big Tune! 忙しい中協力してくれたLeeに感謝!
●「Ever Green」Takafin
T:テーマは緑。自然を大切に! 分る人達に。
●「Story」Boxer Kid
B:Fire Houseにオケを頼んだのですが、リメイクものだったのですんなりと。ホーンはDean Fraserにお願いしました。内容は少しケムリな感じとメッセージを込めた感じです。
●「Beg You Little Piece...」Jumbo Maatch
J:去年出たMJRのテープの為に作った歌で、歌詞の表記を変えさせられたり色々あったけど、何とか入れて良かった。内容は想像にお任せします。
●「Mixing」Takafin
T:ばりばりダンス・チューンです。現場には色々な人が来るので、みんなまとめて盛り上げていきましょう!ってな感じのもろ現場仕様。
●「Weh Dem A Go Do?」Boxer Kid
B:7インチにもなってるセグメントで、割と早めのオケにゆっくりなパンチラインにしてハードコアなことを分かり易く歌ってます。簡単に言うと、「何やってんねん?」と…。
●「Madness〜Kyouki No Sata〜」Takafin
T:時事ネタです。本当におかしな人が多いので。
●「My Way」Jumbo Maatch
J:自分の中で今までとはちょっと違う手法を使って作ってみた、ある意味実験的な歌やけど、個人的には結構気に入ってますね。内容はBad Mind野郎に負けん!と、自分のスタンスは崩すな!みたいな。
●「オレラ〜Still〜」Boxer Kid feat. Ryo the Skywalker
B:以前Ryo君にBush Hunterで誘って貰って、次はMJRでお願いします、ということで。その時期、ちょうどRyo君がジャマイカにいたので全て向こうで作りました。スティ・クリのオケで「何年経ってもこうしてたいな〜」と歌ったとても熱いチューンです。
●「Ko-Do 〜Action Speaks Louder Than Words〜」Jumbo Maatch
J:これも去年のMJRのテープ用に書いた曲で、トラックも決まってなかったから個人的要望でJacob MillerのカヴァーをFire Houseに頼んで作って貰った。で、ホーンをDean Fraserに、と声を書けたら、オリジナルのオケでも演奏してたらしく、ノリノリでしたね。
●「Feel Da Vybz」Takafin feat. Pushim
T:まだまだこの先いいヴァイブスをみんなに届けるぞ、という使命を持ち、レゲエの現場で歌い続ける、という意味を込めています。Pushimに関してはとやかく言うより、聴いて貰ったら分ります。間違いない!!
●最後に「Highest Mountain」への意気込みを。
J:今年は野外なので今まで以上に気合い入れていきたいです。来た人全員楽しめるように頑張ります。
T:ゲロ吐く覚悟で暴れまくります! 恐らくは初めての人も多いと思うので、これを機にどっぷりとレゲエにハマっていって欲しいです! そうさせます!
B:地元大阪での自分ら主催のダンスやし、万全の体勢整えてます。終わった後、ぶっ倒れてもいいからテンション上げまくります!
Rock:今のところチケットも売れているのでちょっと安心?(※その後、7月上旬時点で完売!)ショウの中身はフィーチュアリングも含め、お楽しみに!
Kyara:大阪のみんなのお陰で、遂にやっと野外です。苦労した分、最高の一日になることを祈ります。ミンナデイッショニ…。
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