
|
|
THE DUB PROJECT / TWILIGHT CIRCUS [M RECORDS / CD300] ダブを基調としながらも実にバラエティ豊かなスタイルで、通して聴いてもまったく飽きさせない仕上がり。重低音ステッパーズや、リヴァース音を上モノにした幻想的ダブ、更にビッグ・ユースとランキン・ジョーが参加していたり、ヒップホップの様なマッシヴ・アタックの様なドラム(叩いているのはスタイル・スコット!)に、中近東風の女性ヴォーカルを挿入したオリエンタルな「Joy」など全9曲。[輸入盤](武田洋) |
![]() |
WEAKHEART FADEAWAY / RANKING JOE [GREENSLEEVES / GREWCD2] オリジナルのアナログ盤はかなりの高値で取引されているランキン・ジョーの名作ファーストが待望の初CD化。78年のリリースで録音はチャンネル・ワン。ジュニア・バイルズの名曲「フェイド・アウェイ」のトラックを使用したタイトル曲を始め、レヴォリューショナリーズのミリタント・ビートが効いた有名オケにイキオイのあるDJが絡む強力作。ラバダブで鍛え上げた芸術的なDJをとくとご賞味あれ |
![]() |
GROOVIN KINGSTON 12 / BOB MARLEY AND THE WAILERS [UNIVERSAL / 0602498164723] ウェイラーズがジョニー・ナッシュのレーベル“J.A.D.”に残した音源をまとめた3枚組BOXセット。68年〜72年にかけて録音されたもので「トレンチ・タウン・ロック」、「スター・イット・アップ」など、アイランドになってから再演する事になる有名曲のオリジナル・ヴァージョンも勿論収録。ウェイラーズの長い歴史の中ではあまり脚光を浴びていない時期ではあるが、当然名曲もたくさんある。[輸入盤](小池信一) |
![]() |
REGGAE GOLD 2004 / V.A. [VP / VPAGCD93302-2] 人気シリーズ2004年版! こういったヒット曲のコンピも以前に比べると随分レベルが上がったと言うか、レゲエと言う音楽のレベルが変わったと言う事なのか、以前は多かった只の寄せ集め的な物とは全く違います。特にアメリカでのレゲエの浸透/定着といった流れも反映した内容なので、アリシャ・キースのヒット曲「You Don't Know My Name」のレゲエ・ミックス等も、何の違和感も無く収録されてます。[輸入盤](鎌田和美) |
|
![]() |
IMPURELY REPLIED / SYTEM WIDE [B.S.I. / BSI032CD] アメリカのB.S.I.レコーズからの新作アルバム。クレジットはSystem Wideとあるが実質、ヨーロッパ勢のダブ・アーティストを集めたコンピレーション。ジャマイカのレゲエとは大分かけ離れたサウンドだが、こちらはこちらでしっかりとしたレゲエのサウンドだ。内容は勿論ダブ! UKのダブサウンドが好きな人にはもってこいの作品。重圧なダブ・サウンドに思わずノックアウトされてしまう |
|
|
DUB AFTER TIME / V.A. [B.S.I. / BSI031CD] こちらもアメリカのB.S.I.レコーズよりリリースされたダブのコンピレーション・アルバム。ヨーロッパ諸国のダブ・アーティストを集め、さらにリミックスを施した新感覚のダブ・アルバムである。トワイライト・サーカス、ジャー・ウォリアー、モスリム・ガンジーなどが参加した、レゲエの枠を越えたダブの新革命とも言える作品だろう。相変わらず怪しげな中近東的感覚のサウンドが満載だ。[輸入盤](長井政一) |
![]() |
STUDIO ONE DUB / V.A. [SOUL JAZZ / SJR CD89] 早くもシリーズ10作め。聴きどころはセオリーを全く無視した過激なダブワイズの「Chase Them Version」。ぐにゃりと曲げたリディムにホレス・アンディの声とローン・レンジャーのトースティングが出たり入ったりで、あのサイエンティストをも上回るクレイジーっぷり。ドラムが崩れ落ちる強烈スペイシーダブ「In Cold Blood Version」も必聴、シルヴァン・モリスとコクソンのインタビューも面白い |
![]() |
ラヴ・ソングス/キャロル・トンプソン [ビクター/VICP-62699] ラヴァーズ・ロックの歌姫による新作はカヴァ集に。パティ・ラベル「Love, Need And Want You」やアニタ・ベイカー「Angel」の楽しげな解釈で耳を奪い、選曲面でもアンジー・ストーン「Bottles & Cans」やローナ「Breakfast In Bed」 といった渋いところで惹き付ける。でもこれらの成功裡は彼女あってこそだろう。そのキュートな歌声はレゲエとR&Bの間にあたかも鮮やかな架け橋を描くかのようだ。(石澤伸行) |
![]() |
トゥ・ムーンズ〜F.E.A.サウンドトラック Vol.2/ミツヒロ・トイケ [ファー・イースト・サウンズ/UY8513] 日本レゲエ界の鍵盤奏者の中では三本の指に入るであろうDry & Heavyの外池満広が、建築家のジョージ・イワサワらのF.E.A.の作品集とコラボレートした“F.E.A. Soundtrack”シリーズ第二弾。F.E.A.が設計した如何にも居心地の良さそうな部屋で流れていればしっくりとくる様なやさしい音と上質なメロディが満載。彼の引き出しの多さにも驚いたが、作曲能力、アレンジ能力の高さも本作で確認出来るハズ。(大場俊明) |
![]() |
レゲエ・トレイン/スピナ・ビル&ザ・ケイヴマンズ [アーロンフィールド/AFCA-030] 今どき珍しいとも言える特濃な声、そして歌。3枚目のアルバムとなる本作は、スピナビルのそうしたキャラクターが最も活かされた作品ではないだろうか。先行シングルの「ライオンの子 c/w トライバル・ダンス」で本作の方向性は予想がついていたが、小細工を出来るだけ避け、直球勝負で臨んだのがいい方向に出たと思う。ケイブマンズの演奏技術もグンと成長し、スピナの骨太な歌を強烈にバック・アップ。(大場俊明) |
![]() |
あはっ!/PANG [カッティングエッジ/CTCR-14344] 「ジャパン・レゲエ・フェスタ」で初めてPangのパフォーマンスを観させて貰ったが、座っていた多数の観客を最後には躍らせてしまったのには驚いた。本作はそのPangの4枚目となるミニ・アルバム。今回はM. Kamishiroが全面的にバックを支え、ダンスホール・ファンからも指示されるであろう曲が満載。それより何より以前比べても声の存在感がグっと増したことが嬉しい。盟友の女性DJ、烈火もいいスパイスだ。(大場俊明) |
![]() |
ヘモ&ムーファイア・プレゼント・オン・ザ・ビーチ/V.A. [ワーナー/ WPCL-10101] 互いに現場歴約10年を誇るHemo & Moofireがプロデュースしたラヴァーズ集。Luciano、Thriller U、Terry Linen、Tony Curtis、Lukie D、Cocoa Tea、更にPam Hall、Nadine Sutherland等々、ラヴァーズを歌わせたら天下一品のトップ・アーティスト達がこぞって参加。全編カヴァーというコンセプトなのだが、その選曲もまた現場を知り尽くした彼女達ならではの、新旧交えての心憎い選曲となっている。(大場俊明) |
![]() |
アフロディジアック/ブランディー [ワーナー/WPCR-11863] 2年ぶりの4作目。カニエ・ウエストによる先行シングル「Talk About Love」では奥ゆかしくも華やかなモダニズムでうっとりさせてくれたが、収録曲の半数以上を手掛けたティンバランドとのコラボでは妖艶な表情で惹き付ける。結婚・出産・離婚を短期間で経験したことも反映されてか、パフォーミングにおける軸の定まり具合や幅の拡がりは、彼女が自ら設定したネクスト・ステージに登ったことを実感させる。(石澤伸行) |
![]() |
アナスタシア/アナスタシア [ソニー/EICP-366] 乳がんという大病を乗り越えて2年ぶりにドロップする復活作。ロック系の制作陣に混じりR&Bフィールド代表で参画したダラス・オースティンやリック・ウェイクの仕事までもがロック・モードになっているあたり、彼女の歌い手としての本質が見えてくるような気が。トレンドの類を一掃するかのような歌いっぷりの絶対性みたいなものに音が負けないためには、こういったアプローチは大いにアリなのだろう。(石澤伸行) |
![]() |
ガット・トゥ・レット・イット・ゴー/ アンジェラ・ジョンソン [コロンビア/COCB-53186] 「Make Me Happy」でクラブ発のヒットを放ったクーリーズ・ホット・ボックスのリードによるソロ2作目。70's流儀のブルージィな振る舞いやフュージョン・テイスト溢れるアプローチ等々、プロデュース業もこなす彼女ならではの音作りにおける様々な表情は聴きものだが、やはり肝は彼女の歌唱。これまでも見せていた可憐な佇まいに加え、強い芯を感じさせる歌いっぷりからは彼女の着実な進化が認められる。(石澤伸行) |
![]() |
フリー/マイロン [Pヴァイン/PCD-24158] 6年前にはアルバム・デビュー済み、作って奏でて歌えるソウル野郎による2作目。ラファエル・サディークを思わせる、ナヨりつつもひたすら優しいヴォーカルが、温もりと艶に溢れたサウンドに乗る時の幸せな空気感がタマラン! 予定調和とは無縁とばかりに、これといったゲスト陣を招くこともなく無骨なまでに自らを貫く制作態度が胸を打つ。彼にとってデビュー以降の不遇は現在への糧でしかないのだろう。(石澤伸行) |
![]() |
クワイエット・スカイズ/ポーリン・ロンドン [コロンビア/COCB-53230] ユーロ・ジャズ・シーンの中でも特に活発な動きをみせるイタリアからデビューを果たした歌姫。ダイナミック・フォーの作品等で既にお披露目済みのその歌声は、ジャズ、ボッサ、ハウスといった様々な方向性のサウンドに見事対応するのみならず、華やかで天真爛漫な風情が作品全体をクラブ・ジャズ特有の小難しさから救って余りある。あたかも思考停止を促すようなお気楽感やリゾート感覚には抗えない魅力が。(石澤伸行) |
![]() |
デディケイテッド/レマー [ソニー/EICP-390] ロンドン出身の男性シンガーによるデビュー作。カットファーザー&ジョー、スターゲイト、ソー・ソリッド・クルーのJDら英国R&B界が誇るクリエイター勢によるヴァリエーション豊かなサウンド・スケイプにも要注目だが、本作の体感温度を高めているのは、そんな音世界をぬうように、またある時はグイグイと牽引していく力強い喉ワザ。メイン・ストリームからの距離感も心地好い、ユニークかつ真摯な作品だ。(石澤伸行) |
![]() |
ソーリー・アイ・メイク・ユー・ラッシュ/ワゴン・クライスト [ワープ/ビート/BRC-98] ワゴン・クライストことルーク・ヴァイバートによる新作がニンジャ・チューンからリリース。ワゴン・クライスト名義でのアルバムとしては3年ぶり。同じくコーンウォール出身のエイフェックス・ツインと共に常にトレンド・セッターとして注目されてきた彼が今作ではオールド・スクールやエレクトロを取り込んだバック・トゥ・ベーシックなスタイルを披露。気負いの無いユニークなダンス・トラック。(高橋晋一郎) |
![]() |
ロスト・イン・ア・ガーデン・オブ・クラウズ・パート1/アルファ [ラッシュ!/ACCR-10014] マッシヴ・アタックのレーベル、メランコリックからのデビュー…という前置きが未だ印象に強い、アルファによる1年ぶりとな最新作。いわゆるブリストル産ミュージックの持つ特有のデカダンス的な美しさを重層的なサウンド・テクスチャーを配し、叙情的なストリングスでもって表現する彼らのキャラクター性が健在である事を証明する内容で、結果またしてもブリストルに大いなる幻想を抱かせる事になる一枚。(高橋晋一郎) |
![]() |
フロム・ザ・ゴーン・チャペル/フライング・リズムス [ラストラム/LACD-0068] フライング・リズムスによる1stアルバム。フライング・リズムスとはドラム&電子パットの久下恵生とジャンベにコンガ、カフォンそしてボイスを担当するラティール・シー、更にダブ・ミックスを手掛ける内田直之によるユニット。つまりはリズムVSコンソールというプリミティヴでトランシーなユニットだ。幾多のドラム&パーカッションがエフェクト処理され恐ろしいまでのリズムの嵐となって迫る熱血盤。(高橋晋一郎) |
![]() |
ショウケイス/acca [ルーディメンツ/RMT-CD001] 国内外で各DJ達にプレイされたKey Of Knowledge名義の「Gar-den」を世に送り出し、NXSのJuzu aka MoochyとのユニットMonkaで知られるKinkaとNoriが組んだaccaのデビューアルバム。水とDubというテーマを自由な発想で調理したサウンドスケープはフロアでの鳴りをも計算した全クラブユーザー必聴作。O-PartsのDaikei、DubsensemaniaのRuiやサウンドチャンネルのDol-Lopも参加。(鈴木寿之) |
![]() |
ポリスタイル/上野耕路アンサンブル [バップ/VPCC-81480] 『The Main Man』を完成した松永孝義やお馴染みの増井朗人が参加した上野耕路クインテットの『トロピチ・ディ・ヴェトロ』では、清水靖晃とのせめぎ合いがいい緊張感を生んでいたが、こちらのアンサンブルには清水靖晃の名前は無く、その分、上野耕路の色が色濃く出た作品。彼のバックグラウンドである様々な音楽を、総勢15名によって変幻自在に展開したモダン・ミュージック集。(大場俊明) |
¥ |
カラーズ・オブ・タイム〜ノンストップ・ミックス・バイ・ケンジ・ハセガワ/V.A. [エイベックス/RRCD-85335] お馴染みのパーティ「Gallery」を主宰するDJ、長谷川賢治による初Mix CD。夏の海での心象風景を主題に構成されたというだけあって、リトル・テンポ「Sky Stepper」に始まってフリースタイル・マンの「Que Domingo Inquieto」で終わる夢心地な選曲。更に6面展開されるアートワークも美しい。ヘビー・ローテーションにしても重くならない適度なグルーヴが詰まったリラックスしたサウンド・シャワー。(高橋晋一郎) |