1. Beenie Man & J / Dick (Mad House) Dave Kellyのニュー・トラック"Fiesta"。"Punanny"似のシンプルなドラムに、スティールパンでカリビア〜ンな味付けを施した躍れる一枚。歌パートもどこかカリプソ風なら、リリックスも古典カリプソを思わせるセクシャル&キャッチーな内容。 |
2. Beenie Man & Ms. Thing / Dude (Mad House) "Fiesta"。大ヒット曲「Gime De Gal Dem Wickedest Slum..」を「I Wanna Do Who To Time For Fun」等々の内容の替え歌に。この歌パートにBeenie絡む展開。「女の子を満足させる男は俺以外にいないぜ」って内容。 |
3. Baby Cham / Vitamin S (Mad House) "Fiesta"。Chamらしい独特のライミングが楽しい一曲。女性が抱えてしまう様々なストレスに効くビタミン、それが「Vitamin S」と展開するリリックス。ここでの「S」はセックスの頭文字であります。「男女の仲は、やっぱりHがキモだぜ」って内容。 |
4. Sean Paul / Close To Me (Renaissance) 当レーベル久々のリリース。シンセキーボード類の音色が非常にスマートなジャグリン・リズム"Rebirth"。特にストリングスがこの曲では強調されている。お得意の滑らかなフロウで、女子への熱い思いをDJ。モテモテの自分をアピールする内容でもあります。 |
5.Wayne Marshall / Hot In Di Club (Renaissance) "Rebirth"。スピード感満点のトラックに映える緩急自在のテクニック。まるで2人組のコンビネーションを聞いている様な芸達者振りが凄い。一寸前のダンスホールには無かった“クラブ”を舞台に据えたダンスアンセム。 |
6. Elephant Man / Wangsta An Wannabees (Massive B) 前作"Tempo"リメイクから一転して、今風ジャグリンなオリジナル・トラッック"Wanted"。この手の四つ打ち系ドラム・パターンはこのレーベルでは初めてかな。ダンスホール、音楽製作のトレンドを反映したものと言う事でしょう。タイトル通りの偽Bad Man攻撃ソング。 |
7. T.O.K / Gal You A Lead (Massive B) "Wanted"。ポップなトラックにはピッタリはまるグループの特徴が良く出た一枚。ハイトーンの歌パートから一気にたたみかける2ヴァース目がナイス。随所でヴォコーダーも使われていて、気が利いています。Hot Galアンセム。 |
8. T.O.K / Dem Boy Deh (Hi Profile) Shams制作のニュー・トラック"Hammer"。全体にゴツゴツした感じのサウンドに強力な重低音ボトム。お約束のオリエンタルなテケテケ・シンセもしっかり入ってます。マイク・リレーのパターンも内容も“Chi Chi Man”路線(攻撃対象はゲイばかりではありませんが)。 |
9.Mr. Vegas / Your Mine I'm Yours (Hi Profile) これも随所でヴォコーダーが使用されていてお洒落な仕上がり。シンセ・ストリングスの煽りから一転ほぼリズムのみの“スカスカ ”なサウンドで、システム向け音楽の真骨頂ですね。「どんな事があっても2人は一緒だぜ 」って感じのラヴ・ソング。 |
10. Beenie Man & Silver Cat / Ghetto (3.5.7. Records) シンセ・ベースがブイブイうなるオリジナル・リズム"Bud Wud"。アグレッシヴなドラムも一気に疾走するホットな音作り。2人のDJも気合い十分の素晴らしいコンビネーション。Ghettoとそこからの出身者をレペゼン&ビッグ・アップ。 |
11. Ward 21 / Padlock (Topaz) かなりヒップホップよりのミディアム・オラック。因にこのレーベルはドイツのプロダクションで以前からリリースしていました。シンセがガンガン煽りまくる派手なサウンド。他にT.O.K、Vegas、Vibes Cartelもリリース済みで、どれもグッド。 |
12. Wayne Wonder / In My Room (Don Corleon) 人気の"Good To Go" 追加リリースでやっぱり出ました。この快速トラックでも苦もなく歌いこなしてしまうのが凄いね。シング・ジェイな部分も無くはないが、ほとんど自分で展開をつけて歌い上げてしまうんだから。彼らしいスウィートな求愛リリックス。 |
13. Singing Melody / My Blues Band (Xterminator) ナイヤビンギ・ドラムが印象的なその名も "Zulu Chant"。ゆったりとしたトラックに一寸甘めのヴォーカルがしみますね。控えめなギターとバック・コーラスも気が利いている。純な愛をスッキリ歌う芸の幅の広さは流石。 |
14. Sizzla / Children Of Today (CJ) 前回紹介した"Zulu Chant" 使用の新曲。少しだけビンギ・ドラムのアタックを強調したアレンジでSIzzla用に対応している。ゲットー・ユースへの愛と、教育等のサポートが必要だと訴える内容。 |