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春です。NYは、日本よりやや遅れて桜が咲くのですが、反戦ムードにリンクして、カミカゼ特攻隊を思い出すのは、私だけでしょうか? 今月のニュースに有るように、アーティストが反戦というテーマをやるのは、珍しくないのですが、今、アメリカ有限会社として存在するレコード業界も勿論、共和党に献金していて、お伺いを立てるまでもなく、自粛しているという情けなさが目立っています。 日本ではどの程度報道されているか分からないが、カントリー界のディキシー・チックスだけが頑張っているのかと思うと、コロンビア出身のシャキーラ嬢も戦争反対を公にコメントしていて、総スカンを喰らっていました。コロンビアはアメリカの補助で成り立っているのに、何故アメリカを批判出来るのか?というむちゃくちゃなやり方でしたが、思えば、同じく共和党のレーガン政権の時に、南アメリカは今のアラブ諸国の様に侵略されていました。小泉さんも、アメリカのパシリみたいにフランスに行かないで、さっ さと国連を降りて、経済 的にアメリカに警告するべきではないでしょうか? ●今月の訃報 キャムロン率いるディプロマットのフリーキー・ズィーキーが、4/25、マンハッタンの路上で被弾した。原因は、彼が乗っていた車と接触事故を起こした相手と口論となり、それがエスカレートして銃撃戦となり、ズィーキーと同乗の友人が撃たれた模様。現場からは20発分の薬きょうが発見されたが、犯人は銃撃戦の直後、現場から逃走、未だ行方は不明との事。ズィーキーの友人、本名エリック・マングラムは、28歳だった。 ●今月の商魂 リーボックから自身のモデルを発表したばかりのジェイ・ホーヴァーことジェイZだが、最近リーボックの宣伝だけではなく、コマーシャルづいている。なんと、スポンサーなしで、散々スパークリング・ワイン(aka シャンペン?)をプロモートしていた彼が、"Take Over" と称して、ハイネケンのビールを裏書している。コマーシャルは、そのまま家でチルしている彼が、冷蔵庫のクリスタルに見向きもしないで寝椅子に座っている女性の期待を裏切り、ビールを選ぶというモノ。つい最近までセレヴリティのこういったアルコール飲料の宣伝は、モラル的にタブーだったアメリカでは珍しい光景? ●今月のトリビュート エアロソール・アートの初期のオーガナイゼイション、UGA(United Grafitti Artists)のメンバーであり、70年代初期のNYのライター、スティッチが去年、密かに他界していた。その彼の作品と人生を祝って、ブルックリンはグリーン・ポイントのマーティネズ・ギャラリーで、彼のトリビュートが行われた。DJ陣には、同僚のスネイク、ココ144、フェイズ2が、当時を彷彿させる素晴らしい選曲で、最初は戸惑い気味だった若いオーディエンスも多いに盛り上がった。私もこのメンツだと、いきなり舎弟クラスで参加させて貰い、謙虚に勉強させてもらいました? ●今月のオープニング チェルシーに最近出来たマーケット、チェルシー・マーケットで、NYの80年代ライター、アーニのアーティスト生活25周年を祝う回顧展が行われた。内容は、彼の膨大な80年代初期のスケッチ、最近、定評があるキャンバスなど100点あまりを、この何フロアにも及ぶビル中に展示するという新しい形。オープニングに姿を見せた彼も、感慨無量の様だった。サポートに、リー、ブラスト1などが顔を見せていた。流石に大規模なショウで、タイのビール会社がタイガー・ビールを振る舞い、和やかなショウとなった? ●今月の反戦運動 去年発売となったパブリック・エネミーのアルバムの歌詞違いの反戦ヴァージョンCD・DVDが発売された。"Son Of Bushs" と改題された曲を含むこのCDだが、以前からの彼らの政治的スタンスと、マイノリティに圧力をかけ続ける現政権を斬る内容となっている。以外な人々も反戦ソングを出していて、ジェイZもミックス・テープ向けに一曲と、西海岸のデズとWCも反戦歌をリリースする模様。 |
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