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という訳で、年も明けました。羊とは、革命家用語ではあまり良いイメージの単語ではありませんが、政治家と経済界のあからさまな暴挙に、もはや我々は黙って居て良いのでしょうか? NYは去年から不況の煽りか、意味のない暴力事件など、再びツーリストが遠ざかる様なニュースが増えています。“治安は良くなった”というのはプロパカンダで、報道されない事件が増えました。昔の様にコートを巡っての殺人事件など、これからNYにお越しの方々は、くれぐれも気をつけて下さい。 ヒップホップ界も益々ご健勝ですが、どうしてそこで“この方向は違うぜ!”ってパワーのある方々がやらないのでしょうか? 本来なら、先月の本誌と合わせてやるべき去年のベストです? ●去年のアルバム ひと昔なら、ストリートの意見がアルバムを作っていたのですが、今はシングルに合わせての上げ底の様な内容が増えて、該当するアルバムはありません。又、変り者めと言われるかも知れないけど、これは個人のチャートですので正直にやりますが、佳作で、ナズの2枚とビートナッツ、50セントなどがありました。死んでも働き続ける2パックもいましたね? ●去年のシングル DJ的には、ビーニー・シーガル率いるステイト・プロパティの「Roc Da Mic」がフロア受けも良かったです。そして、誰も言わないから、スティーヴン・キングの「What I'm Bout」かな。シングルになったかどうか分からないけど、ココブラヴァスの「What's Poppin」も、彼らの個性が変わらないヒップホップ魂のトラックに乗っていて、目新しいフローばかりを追いかけるトレンドも黙る仕上がりだったと思っています。エリック・サーモンも現代のダンス・フロアにも対応していて、最高でした。それって、今年の扱いか? まあ、なんて言われても構わないや? ●去年のR&Bアルバム 1枚も買ってません。 ●去年のR&Bシングル アッシャーですかね。ネプチューンズは、R&Bレコードとか、レゲエだと全然抵抗ないんだけど。リースちゃんって一昨年? どっちにしてもR&Bとは言い難い彼女だけど、彼女のアルバムはそう言えば買いました。こっちでは、ロックの括りだったけど? ●去年のプロデューサー ミスター・セックスかな? 去年、アルケミストって言ったっけ? 誰かのサウンドというか、そういった個性のあるトラック作る人が減りましたから、このカテゴリーも来年からビジネスマンにしようかな? ●去年のベスト・ライヴ ワイルド・スタイル・リユニオンでのビジー・ビーのノン・ストップのフリースタイルも凄かったけど、進化しているラヒームも、Gラップくらい渋いぜ。KRSのフリースタイルも良かったです? ●去年のベスト・ドレッサー トロフィーが指輪になっていたゴースト・フェイスって去年だったでしょうか? 最近のブランド志向はうんざりですが、又、ダッパー・ダン・スタイルが流行っていますね。一昔前だと、毛皮着てる人は政治的に間違っていたんだけど、毛皮も戻って来てました。今年はストリートに戻るでしょう? ●去年の映画 ヒップホップに関連する映画が増えました。『8マイル』なんて、死んでも見ないと思うけど、『Biggie & 2 Pac』とか、ジャーナリズム魂がこもった力作もありました。こういう体制に挑戦するのが、ヒップホップだと思うんだけどな? ●去年の出来事 ジェニファー・ロペズがヒップホップになった事。ビートナッツと、BDPになんと金を払っていなかったというパフィ譲りのずうずうしさに、うんざり? ●去年のRIP それぞれ、毎月訃報を流していたのですが、ディスコ・ウィズが、ひっそりと他界していました。カサノヴァ・クルーなど、初期のヒップホップでは、DJ達に多大なる影響を与えた彼に、再びリスペクトを。そして、ある意味ではヒップホップを世間に紹介したクラッシュのジョー・ストラマー。深作欣二も亡くなったって? |
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