1. Wayne Marshall / Check Yourself (40/40) "Diwali" に続くニュー・トラック "Master Piece" 。よりポップになったサウンドは各曲ごとに微妙にアレンジが変えてあり飽きさせない。打楽器系のシンセがふんだんに使用されたダンサブルな仕上がり。自分自身のアイデンティティをいつも忘れちゃいけないぞという内容。 |
2. Bounty Killer / Raging Storm (40/40) "Master Piece" 。これはメロディアスな要素をサウンドから省いたアレンジのヴァージョン。イコール、最もレゲエらしい感触だと言う事。「More Gal」路線のBad Manからギャルへのメッセージソング。 |
3. Danny English & Egg Nog / Wine Baby Wine (40/40) 今やすっかり定番になった2人のコンビネーション。「ブーン バンバン」の低音ヴォイスDJと明るいシンガーパートで "Diwali" "Party Time" に続くヒットは確実。「ベースラインに合せてWine Baby Wine」って感じのダンス・アンセム。 |
4. Elephant Man / Sorrow To The World (Q45) クリスマス・ソングを大胆にアダプトしたお得意のキャッチーな路線。リリック内容は「Bad Manクリスマス!」のDJ同様、凶悪な内容。「オレに歯向かう奴等には遠慮なくブッ放すぜ」云々で、クリスマスには殆ど関係ありません。この手では「Miss Ivy Lastsan」が有名。 |
5. Bounty Killer, Wayne Marshall / The Struggle (Pon Corleont) 前回紹介した "Mad Ants" リズム使用のニュー。悪いわけなしの組み合せで、「Sufferer」の後は「Struggle」ときたもんだ。ジャマイカのゲットー、低所得者層の代弁者、面目躍如の素晴らしい1曲。W.Marshallも脇役に徹して盛り上げる。 |
6. Bounty Killer, Leroy Smart / Tribalism (Real Music) Leroy Smart、Channel 1での大ヒット名作を、歌、オケ共にリメイク。タイトル通りの地域抗争反対のメッセージが今日でも有効なのが伺える。選挙があったしね。硬派なDJで呼応するBountyもバッチリ。原題は「Balistic Affair」。 |
7.
Sizzla / Live Up (Real Music) "Balistic Affair"。「Life Goes On」と歌うパートをフックに展開するRude Boyへのメッセージ・ソング。「Stop Fussing And Fighting」をテーマに正しい生き方を説く内容。アンチ暴力とバビロン批判も盛り込んだラバダブ・チューン。 |
8. Sean Paul / Time After Time (B-Rich)現在、NYでは時の人。客演にも引っ張りだこで凄いっす。R.Brownのオリジナル・ニュー、"Tai-Chi" 使用。「これからもヒット飛ばし続けるぜ!」等々、自信満々に自分自身をレペゼン。当レーベルらしいゆったりしたダンサブルなチューン。 |
9. Wayne Marshall / Need A Girl Tonight (B-Rich) "Tai-Chi"。今風なオリエンタル・フレイヴァ溢れるサウンドとの相性は抜群。2002〜03年もこの傾向は続きそうで、旬なジャグリン・チューンとして重宝しそう。真面目にギャルに求愛するベタでストレートなリリックス。 |
10. Elephant Man / No Time Fa Dem (Massive B) King Tubbyのクラシック、"Tempo" リメイク・トラック。マイナーでダークな特徴をいかしたシンプルなミックス。ダブプレートで人気が出そうなBad Manトーク。「Don't Got No Time Fore Dem」のフレーズをフックに脅かしまくる。 |
11. Singing Melody / Stoned Out Of My Mind (Fi Wi Music) 70年代のMighty DiamondsもカヴァーしたStylistics名作カヴァー。サビのバックコーラスも原作風でイイ感じ。トラックは何の変哲もない普段通りの作りで、もうちょっと頑張って欲しいけど。ともあれ、元が良いので悪くなりようはなしの歌もの。 |
12. Buju Banton & Luciano / What We Gonna Do(Pure Music) 定番、Freddieの「Push Come To Shove」リメイク・トラック。ほぼ原曲に忠実なサウンドで、あのキーボードも勿論入ってます。二大アーティストからのコンシャス・チューン。今、私たちは何をすべきかと決起を促すリリックス。バビロン攻撃も含めた内容。 |
13. Tony Curtis / Rolling (Flabba Music) こちらはBunny Lee、Johnny Clarke「Rock With Me Baby」のリメイク。オリジナルの躍動感をそのまま生かし、現代調にメリハリを効かせたナイス・トラック。いつでも、どこでも巻き巻きしないと気が済まない人達へのガンジャ・チューン。 |
14. Spragga Benz & Mega Banton / Indian [Hip Hop Remix] (Massive Sounds) これは12"。Erick Surmonの大ヒット「React」のトラックからMissy「Work It」にスウィッチ。最後はBenzinoに。B面はSizzla & Bountyが交互に登場。Fabulousと50 Cents使いでこっちもヤバイ。 |