コーン・ヘッドをフィーチャーしたあの衝撃のチューン「@ the Dancehall」からはや一年。第二章?ともいうべき問題作が届いた。今回はその黄金コンビにルード・ボーイ・フェイスを加えた最強のギャル・チューン。そのタイトルは「禁断の森」!! |
![]() 今年も同時期にきていきなりMoominのニュー・チューン「禁断の森」(タイトルが又、大胆!)でCorn Headと同じくヤング・ジェネレーションからRude Boy Faceの二人をフィーチャー。Moominの数ある楽曲のなかでもギャル・ネタというのは幾つかあるのだが、これ程までに濃厚というか良い意味でエグいリリックはかつてなかったはず。Moomin独特のストレートなその表現スタイルにどこかPapa-B、Boogie Man等からも感じる事のできる一歩進んだアダルト・テイストな詞の世界観を感じるのは初めてだ。 そこに今、最もイケイケなDee Jay、Y.G.N.を投入。『Mad Doragon』プロデュース後のCorn Headはこの時期に3枚の銀盤をリリース(内訳はMoominとの本作の他に自身のシングルとRyo the Skywalkerとのイケイケ・チューン「Guerrilla Monster」)。Rude Boy Faceは、初ミニ・アルバム『Anthem』が好調でコンピ参加も多く、7インチのリリース予定もあるらしい。 今回このプロジェクトをプロデュースしたのは、この3アーティストに多くのトラック提供をしてきた日本を代表するプロデューサー、ClimaxのM. Kamishiro。本作のトラックはかなりヤバめのラテン調ダンスホールでインスト・ミュージックとしても十分使えそうな豪華な仕上がり。そこにまたネクスト・レベルに上がった3人のヴォーカル・スキルとそれぞれ今までに無かったフロウを披露。何度も書くようだが、Moominの歌が特に良い。コンビネーション・チューン(三木道三との「Summer Riddim」、YoYo-Cとの「S・P・A・C・E」等)で発揮されるそのヴァイブスには毎回ヤラれてしまうのだが、今回はさらに気合いが入った入魂の一曲と感じる。 更にこの「禁断の森」は6月にアナログ12インチもリリースされるらしく今年の夏のダンスに映えそうだ。アナログ盤のみのカップリングとしてDry Heavy Connectionの外池満広による「安らげる場所」リミックスも収録。 「禁断の森」…こんな曲を聴いてしまうと、7月に予定されているMoomin待望の4枚目となるアルバムが実に楽しみになってしまう。 |