MIOOMIN

大トリはやっぱりこの人でしょうか? アルバム『Get Here』が6ケタ目前のロング・セラーを記録しているムーミン。その甘い甘い美声が特に“野外”で映えるのは、これまでのいくつものフェスで証明済み。「Moonlight Dancehall」では吸わない人もライターの用意をお忘れなく。

三木道三

ジャマイカ産のリディムに乗せて歌ったレゲエ・チューンがオリコン週間チャート1位に輝いたその事実はデカい。いつも最高のステージで魅せてくれる三木道三にリスペクトを。彼からヴァイブスを貰った人はこの日に返そう。野音であの曲の大合唱が木霊するのは間違いない。

PUSHIM

15色に輝く日本語レゲエ・アルバムの金字塔『Colors』を引っ提げたツアーも好評だったプシン。“彼女しか歌えない”時にパワフルで、時に切ない歌は、前回の「Soul Rebel」のハイライトの一つだった。新作からの曲も歌ってくれる筈なので、"予習" も怠らないように。

RYO THE SKYWALER

待望のフル・アルバム『Ryo The Skywalker』をリリースしたばかりのリョウ。そこで見せた“多面体ダンスホール表現”はステージ上でも爆発するだろう。アカペラでもガンガンに盛り上げるマイク巧者=リョウが自然に、しかしワイルドに、そしてタイトになっていく様に注目。

PAPA B

サンダーゲート/ユニバーサルからの2枚のマキシで邦楽界を騒がせたパパ・ボン改めパパBも昨年に引き続きエントリー。あの手この手で客を沸せるアルティメット・エンターティナー振りは、この日も炸裂するハズ。「Who Am I」のコール&レスポンス「Papa B!!」は必須。

H-MAN

“キャリア10年の新人”としてこの夏、初マキシ「Si Dung Pon Riddim」をリリースしたHマン。そのコミカルなリリカル・センスに支えられたショウは、ダンスホールの醍醐味を体現したもの、と云える。さあ、Hマンでめちゃくちゃ笑って踊って騒ごう騒ごう。

JUMBO MAATCH

ゴリゴリのハードコア・スタイルで常に現場を沸せる“Mr. Vibes Up”ことジャンボ・マーチ。ワード・スウィンガーズ他、多方面から客演殺到中の絶好のタイミングでマイティ・ジャム・ロック名義のアルバムを10/10に投下。この日もアツくなる事、必至。

BOXER KID

「No.1 Underground」等のビッグ・チューンを連発し、堂々たるメインイベンターに成長したMJRのボクサー・キッド。その強烈な言葉のラッシュは、闘争心むき出しのライヴで更に危険度アップ。プシンの「Music Is Mystic」での乱入に期待。

TAKAFIN

フロウの引き出しの多さでは無敵のタカフィン。彼こそ“ミスター歌心”。ジャンボ、ボクサーとのMJRのアルバムのリリース直後だけに、文字通りのスリー・ザ・ハードウェイも期待できる。何よりもショウマンとしての腕の確かさを確認して頂きたい。

CONE HEAD

ムーミンや山嵐のフィーチュアリング仕事を含め、ガンガン勝ち上がっていく様が痛快な横浜の筆頭MCと言えばコーン・ヘッド。前回同様「ローからアゲてく」運びで盛り上げ番長さながらの激しいステージとなるのは必至。マテリアルも充分揃っている。

PAPA U-GEE

ヒューマニティの何たるかを感じさせるリリックで根強いファンを持つハマのヴェテラン=パパ・ユージ。ザイオン・ハイ・プレイヤーズとの『Nuff Respect』を完遂させた彼が繰り広げるピースフルそのもののステージは、ファンならずとも必見だ。

RANKIN TAXI

もはや説明不要の“オヤジネーター”ことランキン・タクシー。MC有り、ショウ有り、そして自慢のサウンド・システム=タクシー・ハイファイも出動、とフル回転で楽しませてくれる日本レゲエ界のボヨヨーン宣教師にこの日も感謝。

RUDE BOY FACE

横浜のヤング・ジェネレーションと言えば、今やこのルード・ボーイ・フェイス。前回もコーン・ヘッドとステージに上った彼だが、リリース、フィーチュアリングも増えた現在、パワーアップしたダミ声を武器に更なる“マグナム・ボーイ”節を聴かせてくれるだろう。

FAT D

コーン・ヘッド、ルード・ボーイ・フェイスと来れば、当然ファットD。その心意気や熱いトークは、この大舞台で本格的に火が付きそう。バンド=ホーム・グロウン、そしてオーディエンスをコントロールし、遂に彼の名を上げる一夜に。

CONE HEAD

ムーミンや山嵐のフィーチュアリング仕事を含め、ガンガン勝ち上がっていく様が痛快な横浜の筆頭MCと言えばコーン・ヘッド。前回同様「ローからアゲてく」運びで盛り上げ番長さながらの激しいステージとなるのは必至。マテリアルも充分揃っている。

HAN KUN

『XX Bad』に収録された「ハイな気分」で見事なストーリーテラー振りを披露した神奈川・湘南地区出身の若手Dee Jay=ハン・クン。上質なハッパナシでもハイにさせる彼独特なオーラル・テクニックは、是非とも“生”で堪能したいモノ。

KEY ROCK

ジャムマッシヴとの活動でも知られる広島代表=キー・ロック。そのブリブリの重低音にも負けないスーパー・ガラ声は、一度耳にしたら確実にクセになる。『XX Bad』への参加(「プログレス」)でも話題の旬の男を見逃す手はない。

MAJI-MAN

昨年、「ソウル・レベル2000」に突如登場した“本気男”ことマジマンも要注目の新進Dee Jay。『XX Bad』や『KSR Gold』にも参加し、東京シーンに欠かせない存在となりつつある今、このビッグ・フェスティバルでのブロウ・アップは絶対だろう。

HOME GROWN

今や全国各地のダンスホール・レゲエ・フェスには無くてはならない“ザ・ハーデスト・ワーキン・バンド”ホーム・グロウン。本場顔負けの卓越したセンスと演奏力で「レゲエのライヴは面白い」感を我々に与えてくれた彼等に最大限のリスペクトを。