1. Sizzla / Gun Shot (King Of Kings) 2. Elephant Man / Passa Passa (King Of Kings) "Double Jeorpady"。タイトルをサビとフックにライムを進行するグッド・チューン。DJ間のイザコザを具体的に挙げつらねていく内容。イガミ合わずにユナイトしようと主張するリリックスは正義感で一杯だ。業界のトピックを知りたい方もどうぞ。チェックしてみて。 Studio One「Up Park Camp」リメイク・トラック。以前に発売済のBeresのチューンにBujuのDJを絡ませた美味しい一枚。通常よりゆっくりとしたBujuのパートも組み合わせとしてバッチリ。コンシャス・リリック。 4. Buju Banton, Leroy Sibbles / Bob Marley「Burnin And Lootin'」を元にしたルーツ・リズム。こちらは歌うBuju久々の作品で、HeptonesのLeroy Sibblesは脇役って感じ。ほとんどBujuが一人舞台のジャーへの歌。 5.Sizzla / Kalongi Vex (Shines) Steely &Clevie制作のジャグリン向けオリジナル・トラック "Sinus" 使用。シンセの音色が独特で印象的。リズム・アレンジもさりげなく丁寧な流石の出来。タイトル通りに怒れるSizzlaのシステム批判チューン。 6. Devonte, Tanto Metro / これもSteely & Cleevie直系のジャグリン・リズム。V.Edmond制作の "Run"。ブツ切りのボトムラインがカッコイイ、シンプルなサウンド。最近テンション低めだったCapleton。ここではブチ切れてます。ダブで人気が出そう。 8. Cecile / That Right (Q45) "Run"。「Changes」以降はこれといったヒットが無い彼女だが、この曲は売れそう。相変わらずのハイトーン・ヴォイスと随所に入る一人語りで組み立てられた強気な女の歌。手厳しく男性達をたしなめながらも、自分は誉めるリリックス。 9. Sizzla / Lu La Lay (Pot Of Gold) Studio One名作「How Can I Love Someone」(Delroy
Wilson)をリメイクしたラバダブ・トラック。パンチのあるリズムと力強いDJがベスト・マッチ。口先でゴマかすのが上手い政治家を批判するリリックス。 10. Sizzla / Blaze Medley (Dutty Shot) 「Give It To Dem」、「Woman Caan Too Much」、「Fat
& Clean」というヒット3曲を1枚にブチ込んだ強力リミックス。オリジナルのトラックも迫力満点にビートをたたきつける。「Blaze
Fire Blaze」並に熱い一曲。B面はBounty。 美しいホーン隊を豪勢に使ったスローなトラック。冒頭からの広がりあるサウンドにヤラれる事、確実。最近珍しいタイプでアダルティなムードたっぷり。Sanchezもストレートに愛について熱唱。手抜き無しの素晴らしい歌唱も久々か。 12. Ghost / What Love Is (Spring Vale) ニュー・ラヴァーズ。ディストーション・ギターを大々的にフィーチャーした一風変わった音作り。それもそのはず、ネタはあの懐かしのフォーリナー。こんな曲までカヴァーするなんて、何と言ったら良いのか。でもサビの部分とか、結構いいんだよな。 John Holt「My Satisfaction」と言うより、「Zion Gate」なリメイク・トラック。又々出ました無名アーティストの大ヒット。曲が良ければ無名でもそれだけで人気が出る健全な音楽シーンがジャマイカにはあるのだった。 14. Singing Melody / Dream World (Arrows) このレーベルからはしばらく振りに出たナイス・ラヴァーズ(このトラック使用の一連の曲もどれもGood!)。「Say What」以来の好曲と言っておこう。唄メロと言い、バック・コーラスと言い心地よいの一言。美メロ甘茶系なので、その手のファンも要チェック。 |