春眠をむさぼりながらスポーツを見てますが、NYの新庄人気が信じられないというのが、皆さまの感情なのでしょうか? イチローは早くも名前で失敗して、GQに出ている新庄の方が、米国でキャッチーなのは言うまでもありません。NYニックスもいつもの調子で、プレイ・オフが近くなると頑張るという様ですが、チームとしてはフィラデルフィアの方が明らかにタイト。苦戦は免れないでしょう。しかし、宿敵インディアナが、今年はプレイ・オフでさえ危ういという亊もあり、もしかすれば東海岸ではNYの優勝もありかも知れません?
●今月のパフ・ダディ
銃の不法所持と、クラブでの発砲事件の容疑で、無罪放免となった彼ですが、やはり人の子、すっかり痩せ細ってしまったパフ・ダディが、なんと名前をP-Diddyに変えると発表。六月初旬に、元大統領ビル・クリントンと、エルトン・ジョンをゲストに招き、襲名披露を行うとのことで、世間の人々は呆れ返っている。パフ・ダディという名前が、一連の事件であまりにもネガティヴなイメージを持ちすぎて、というのが理由だそうだ。この話はMTVの独占インタヴューで出てきたのだが、インタヴューを行ったスウェイ・アンド・テックのスウェイ氏も、勘弁してくれよという表情をしていて、後の民法でもニュースになった時も、誰もがこの表情に共感していた。翌日の新聞でもあまりシリアスに受け止められてなく、名前変えジョークが増えているだけである。尚、発砲のカドで有罪になったシャインだが、有罪判決の直後レーベルから正式に脱けた。なんでも、パフィ、失礼、Pディディが、シャインに全てを押し付け、サポートしなかったという亊に立腹したシャインが、希望したからとの亊。しかし、シャイン側のコメントは出ていない。バッド・ボーイは、ハーレム出身のGデップに賭けるそうだ?
●今月のエアロ・ソール
今月の写真は、例のリーの復帰作とも言えるダウンタウン・マンハッタンのピースだ。そのニューヨーク・ベースの雑誌マス・アピールが今増刊で、地区別のエアロ・ソール・アートを紹介するものを出している。最新号はブルックリン版となっていて、YKKのスカッフのインタヴューがフィーチャーされている。しかし最近ではインタヴューからの警察による摘発が増え、これも波紋を呼んでいる。今のNYのライターの多くは、誰もアートの亊を話さず、住居にも証拠となる写真や、スプレイなどの器具も置かないのが常識となっている。尚、20代中心の編集スタッフが、ブルックリンの貴公子スタックをブロンクス出身と勘違いして、この号にはスタックの作品は出ていない。お粗末?
●今月のウエスト・コースト
シュグ・ナイトの出所が間近となり、身の安全を確保するために奔走するアーティストが増えているらしいというのが、もっぱらの噂のウエスト・コーストの巨匠、ドクター・ドレのアフター・マスにラキムが契約したという噂が流れている。現に、ウエスト・コーストで、2人でいるのも目撃されている。ソロ・デビュー以来芳しくない活動のラキム、ここで長年のなんとかを晴らすか?
●今月のリタイア
長年、キッス、ホット97と、NYのミックス・ショウを努めてきたレッド・アラートが、ホット97を退職、午後のオールド・スクール・ショウと夕方のミックス・ショウを降りた。ギャラの再交渉が決裂したのが理由との亊だが、レーベルから賄賂を取っていたとかの下世話な憶測は止まない。しかし既にWBLSでやはりオールド・スクール・ミックス・ショウをやっているグランドマスター・フラッシュと交代するという噂もたっている。噂ばかりの今月でした?
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