1. Elephant Man / Anthem (Massive
B) 2. Jr.Kelly / Ghetto Region (Massive B) "Answer" キングセラシのフロントライン・ソルジャーとイントロで宣言。チボリ、ウォーターハウス等ゲットーでのガン、暴力問題をメインに社会の不正、矛盾を訴えるリリックス。問題は社会構造と力強いメッセージを投げ掛けている。 歌メロ、トラック共に「Rub A Dub Sound」のリメイク。(以前にもこの2人でIslandからリメイクしていたのとは別曲。全くの新曲)。政治家のウソ八百を批判する内容。クールなSugarのパートがナイス。 4. Bling Dog / My Turn (Yardie) (5)と同トラック "Selah"。ナイヤビンギのパーカッションを加えたアレンジ。普段よりは、正統なDJスタイルで展開して又別の魅力を感じさせる。人気上昇中の彼らしい「今はオレの時代」という主張。ユニティの必要性もリリックに。 5. George Nooks / Godis Standing by (Total) 現在大ヒットチューンのクリスチャン・ソング。神様の歌ですな。グッと盛り上るコード進行と唄メロはゴスペルのそれであります。柔らかいサウンドと、神様はいつも見守ってくれているという歌詞のマッチング。楽曲としても悪くないです。 6. Beenie Man / Cyaan Hurt Me Heart
(Monster Shack) (6)の次ぎに出来が優れているのはこれ("Slide" は全6曲発売中)。実はCecil、General・BのB面なんだけど、こっちの方が断然パンチがある。若さあふれるハッチャケなDJのかけあい。上手い下手を突き抜けた勢いの勝ちってところか。 8. Capleton / Earth Quake In Zion (Harmodio) "Darkershade Of Black" の変形ベースラインを使った落ち着いたサウンド(ドラムパートは今イチだな)。Capletonもじっくり聞かせる感じのDJと唄で対応している。Zionへの想いをリリックスにしたコンシャス・チューン。 9.Half Pint / Got To Move It (Harmoid) (8)と同トラック "Jah Send Mi Come"。リリース量増加中のベテラン・シンガー今回も好調。唯一無二の唄声とスタイルが現在でも通用する事を実証。この人らしいBad Mindをたしなめる歌詞内容。 10. Shabba Ranks & Mikey Spice / Ksung Peng (Eclipse) Michael Prophet "Gun Man"
リメイクトラック。唄パートはFPの「Pass…」のカヴァー。Shabbaも久々に深みのある歌声でリリックをまくしたててる。タイトル通りの自然志向のハッパアンセム。 "Gun Man"トラック。最近非常にR・Kellyの物まねが目につくのは(?)だけど出来は良し。R&B色の強い歌唱はB面の別曲でより効果大に。「Shaft」のサントラにも収録されていたDonell Jonesのヒット・カヴァー。 12. Elephant Man & Fire Steve / Wha Mek (Stone Love) 同トラックでSizzla、Capleton等もリリース済みの "Spawm"トラック。Steely
& Clevieが作りそうなジャグリン・リズム。新人シンガーとのコンビネーションながら出来はバッチリ。リリックはギャルビジネスのお話。 Shabba「X Rated」「Caan Dun」、S・Paul & Vegas「Hot Gal Today」、C・Ranks「Pon Mi Grizzle」等々新旧のPunannyリズムヒット曲を立て続けにメガ・ミックス。Cocoa Teaの「Sonia」も入ってます。 14. Elephant Man / This Is For Real (Blank) 大ヒット曲「Ms. Jackson」(Outcast)のトラックをそのまま使用した話題曲。レナサン等がプレリリースで盛んにプレイしていたあれだ。メロも借用してのバティマン攻撃歌。メチャクチャ、キャッチーな仕上り。 |