1. Ward21, Elephant Man / 911 [Mentally
Disturbed] 2. Cobra / Anything [Mentally Disturbed] (1)と同トラックの "Typhoyd"。2人の野郎による恐ろしいやりとりで幕を開けるこちらもBadmanチューン。ドスの効いたおどかし文句満載の内容でダブにも最適。当然放送禁止部分が多いのでRadioとUneditの2ヴァージョン収録。 Spraggaのアルバムにも収録されていた(その曲も7"で発売済)Stamina Daddyリメイクトラック "Super Star"。Andrew Tyrellらしいヴォイス・サンプリングも散りばめた快心作。硬派路線で世の不正矛盾を訴える内容。 4. Frisco Kid / Feed Back [Rookie] "High Way"。ヒゲヅラで変な顔(Miles君とはさあ誰でしょう)のDJをメタクソにこきおろす悪口満載のリリックス。いつも以上にフリー・スタイルっぽいDJは新鮮。次から次と批判の言葉が飛び出す快速チューンだ。 5. Capleton / Agressor [Kickin] Alton Ellis「Breaking Up」のナイスリメイク・トラック。途中で入るスライド・ギターもいい感じ。Channel One版に近いアレンジも完璧でしょう。シャウト無しで唄うCapletonの女性へのコンシャスなラブソング。 6. Jr. Kelly / Sleep Lastnight [Kickin] ダイナミックなバンドサウンドにこのDJが合わない訳は無い。パンチのあるドラムが印象的だが、Sizzlaばりの力強いDJも負けていないんだから。タイトルは残り少なくなったジョイントを指す場合に使われる言葉。当然ガンジャ・チューン。 8. Sizzla / Taking Over [Xterminator] スパニッシュ・ギターをふんだんに使った独特のルーツ調トラックが面白い。特にラテンを感じさせる様な音造りでは無いが、前述のギターが良いアクセントに。熱いSizzlaのDJにかなり盛り上がる事確実な社会批判リリックス。 9.Danny English / Shift The Punny [Fresh Ear] 注目の新進DJ。迫力の低音ヴォイスでおくる移り気で強欲な女性の話。「シャラー」の十八番も勿論入ってます。今風なオリジナル・トラックの出来も中々。エフェクトを強烈に効かせたシンセとダンサブルなリズムの相乗効果は、ぜひご一聴を。 10. Capleton / From A Distance [Iscand Ride] アメリカのR&Bで良く使われるタイプのタイトなキーボードが特徴のジャグリン・リズム。ボトムのパターン自体は最近のダンスホールの主流そのものだが、全体の印象は新鮮なグッド・トラックに仕上がっている。社会、政治批判の内容。 (10)と同トラック。このトラックの良さがVegasとの組み合わせだとより解り易いかな。タイトルをフックに進行する怒りの歌。ゲットーをとりまく社会と、その状況を作り出した世の中を鋭く追求するリリックス。 12. Bounty Killer / No Shame [2 Hard] 当レーベルのオリジナル・トラック "Thunder"
使用。アメリカ経由で戻ってきたバウンス・ビートって感じのサウンドがカッコイイ。タテ揺れなリズムは正に2001年型。ストリングス系も含めたシンセ類の音色も最新型のホットギャル・アンセム。 "Thunder"。絶好調3人組の素晴しいマイク・リレー。「Hey Gal…」の問いかけをキーに、いろいろなエピソードを盛り込んで女性にサジェスチョンする展開。とは言え、躍動するビートと、弾けるDJが何よりの魅力。 14. T.O.K. / Bun Friend Enemy [2 Hard] 以前に紹介済みの人気トラック "Lightnig" でのNewリリース。ブーストするベースラインと、それを煽るストリングスの冴え。三人組のテンションもいつも以上にハイな感じのBad Manリリックス。タイトル通りの過激な攻撃チューン。 |