Pushim / Say Greetings!
(NeOSITE)


Dry & Heavy
「Full Contact」
(Beat)

Determinations
「Full Of Determination」
(Overheat)

Ryo The Skywalker
「How To Walk In The Sky」
(A.K.A.)

V.A.
「Style & MC Showcase」
(ばくさん)

Takashi
「Melodic Moods」
(Wackies)

V.A.
「Guess What?」
(Alpha Enterprise / カエルスタジオ)

Full-Tention Beaters
東京スカパラダイスオーケストラ
(Avex)

こだま和文
「Stars」
(Speedstar International)

Moomin
「Triple M」
(NeOSITE)

【国内アーティスト・アルバム】


石川:もうプシン『Say Greetings!』でいいじゃないですか(笑)。あとドライ&ヘビーの『Full Contact』。ダブ盤よりもオリジナルの方がいいな。

渋谷:もうプシンで決定。あれで1位じゃなかったら困るってもんでしょ。あとリョウ・ザ・スカイウォーカー『How To Walk In The Sky』もやっぱ入るでしょ。

石川:リョウはアルバムとして考えると来年に期待しちゃうな。来年はもっと凄いの出してくれるよ。

大場:カエル・スタジオ、スカイ・イズ・ザ・リミットといった関西のカエル関係が日本のダンスホールを引っ張ったって感じがするけど…。

石川:音がちょっと気になるなぁ。

小磯:それってスカイ・ザ・リミットもマイティ・ジャム・ロックも、リチャード・ブラウニーにトラック作って貰ってるけど、誰一人としてリチャードにミックスして貰ってないからだよね。何でミックスして貰わないんだろって思うんだよね。もったいないよ。

ヘモ:でも、そういう点を抜かせば『Guess What? Non-Stop Mix』は良かったですよ。

石川:あとバクサンの『Style & MC Showcase』はどうですか?

小磯:あれは面白い。NGヘッドのインタールードが特にね(笑)。

渋谷:粒揃いってことだったら、オムニバスの中ではこれじゃないの。

大場:ダブへの関心度が更に高まった年でもありますよね。ドラヘビの他にも、こだま和文『Stars』やリトル・テンポ『Meet Voices Of Flowers』、あと大阪のダブ・シーンを紹介した『Blue Flame Dub Vol.1』は、殆どのアーティストが無名ながら内容は凄かった。

小磯:何気に今年のキーワードってダンスホールって言うよりもダブとかスカなんだよね。露出の仕方や作品の量的にって事なんだけどね。そこからだったら、デタミネーションズ『Full Of Determi-nation』とか、地味だけどワッキーズから出たメロディカ奏者のタカシ『Melodic Moods』っていいよね。気持ちいいし。

ランキン:デタミは勿論いいんだけど、願わくばスカタライツに聞こえないで欲しいって事だね。逆を返せばスカタライツに聞こえちゃうってのは凄いことなんだけどね(笑)。

大場:スカだけを演ってるわけじゃないから既にスカタライツを超えてるかも(笑)。あと、スカだったらスカパラの『Full-Tention Beaters』は妙に気合いが入ってて近年ではベストだと思うけどね。