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NO.300 (2007.3)
30011稀代のエンターテイナー、浪花男が、意外にも初めてプロデューサーとして制作したコンピレーション・アルバム『ジ・エンターテイナー』が完成。ばっちりなサウンドながらも他では味わえないクスクス感を微妙にまぶした本作、早速浪花男にインタヴュー。……[→]
前号で、ヒラリーが勝つのではという、悲観的な事を書いていたが、情勢が変わって来た。もう一つの有力、民主党候補、バラク・オバマ氏が浮遊層の支持を勝ち取り、予備選後半で、ヒラリーを大幅に破り、党のノミネーションを勝ち取りそうだ。……[→]
ロックステディのゴットファーザー、Alton Ellisの病状をようやく確認することができた。様々な憶測が飛び交っていたので、長い間彼の家族にコンタクトを試みていたのだ。家族によれば、2007年12月に、リンパ線癌の治療のためロンドンの病院に入院したという。……[→]
Ryo the Skywalker / United Front With
300092008年のシーンを先頭に立って走り抜いたRyo the Skywalkerが、外仕事=フィーチャリング・ワークスをメインに、コンピ盤への提供曲、再録音曲、そして新曲までぶちこんだ『United Front』をリリース。過去の自分にきっちりと区切りを付ける節目となる作品だ。……[→]
3000125年前にたったの3000部からスタートした『Riddim』がおかげさまで今号にて300号になりました。この長い間には様々な音楽が流行ったが、我々が注視してきたHip HopもReggaeも音楽全体の中で確かな地位を得たことは紛れもない事実であろう。『Riddim』は世界と一瞬でつながるインターネットの時代でも必要な雑誌でありたい。そんな時代だからこそ、今こそ温故知新の気持ちでDubを取り上げた。本誌でさえ予想しなかったライヴDubバンド、 Mute Beatのワン・ナイトも実現した。 ……[→]
Rickie-G / Everybody Needs Love & Harmony
30010伸びやかで力強くソウルフルな歌声、時に甘く、時に強く自らの想いを歌い上げるシンガー、Rickie-G。待望のファースト・アルバムをリリース! 彼ならではの優しさから生まれた物語『am 08:59』に感嘆。プロローグからあとがきまで、その読後感に大満足♪……[→]
Rankin Taxi / Rankin's Last Will !?
30008「人間の生きてる感じ、命そのものが音楽になってる——」。レゲエの素晴らしさについてそう語っていたRankin Taxi。初渡JAから四半世紀、レゲエ歴25周年に完成させた本アルバムは、正にその“命そのもの”を痛感させられる衝撃作だ。心が震えるというのは、こういう音楽のことだろう。……[→]
毎週土曜日にキングストンのパピンでナイヤビンギ集会を行なうラスタファリアン「スクール・オブ・ヴィジョン」のラスタ・コミューンは、世界最上級のコーヒーで有名なブルーマウンテン山脈の中腹、Settlement(セグメント)地区を上った山の上にある。……[→]
30007"Drop Leaf" に代表されるワン・ドロップ・リディムから "Jonkanoo" といったグルーヴィなダンスホール・リディムまで、レゲエのツボを知り尽くしている間違いなく現在のトップ・プロデューサーの一人、Don Corleon。彼が近年制作したヒット曲やヒット・リディムをまとめたベスト盤『Reggae Kingdom』と最新リディム・アルバム『Love Potion & Far Away』が同時リリース。キングストンのスタジオにいた彼を直撃。……[→]
30006長くやってればいいわけでもない。いや、Riddimのことです。今年で25年、今月で300号になってしまった。ここはひとつ身を引き締める為にも何かイベントでもやらないとな。1年も前からあれこれ考えていたのだが、良い案が出ないまま今年になり、遂に2月になり「もうやめようぜ!」ということになってきていた。なぜならどんなビッグ・アーティストのコンサートをやろうとも、我々はプロモーターを目指しているわけではないから、大した意味がない。個人的には初めてブレークビーツをプレイしたというジャマイカ系のクール・ハークを招聘してレゲエ&HIP HOPのパーティでもいいかなと思っていたが、もはやビザだって取れやしない。……[→]
300051981年、MUTE BEATの前身であるRUDE FLOWER結成以来、現在に至るまでの長きに渡り一貫してレゲエ/DUBにこだわった音楽を作り続けているこだま和文。彼を突き動かし続けるレゲエ/DUBとは何なのか? 何が魅力なのか?……[→]
30004UKに拠点を置き独特なDUBミュージックを30年間に渡り追求し続けているAriwa Soundsの主宰者、Mad Professor。レゲエ・アーティストの作品はもちろん、Massive Attack、The Orb、KLFといったDUBの影響下にあるアーティストから、The Beastie BoysやRancidに至るまで仕事をこなす。逆に言えば、あらゆる音楽が彼のDUBを求めているとも言えるのだ。……[→]
30003ヤン富田が作り出す音楽の魅力は、『Music For Astro Age』を始めとする本人名義やドゥーピーズ名義の作品、そしていとうせいこう『MESS/AGE』やToruman『友情』といった彼がプロデュースしたりミュージシャンとして関わった作品を聴けば確認出来る。そんなあらゆる音楽を広い視野で捉えた上で自己表現を続ける稀代の音楽家ならではの視点でDUBを語る。……[→]
30002世界中のアンダーグラウンドな現場で日々生まれては消えて行くストリート・ミュージックの根底には、今なおキング・タビーが発明したDUBの手法が流れている。さて、そのDUBの魅力とは何なのか? そしてキング・タビーとは? 音楽評論家の高橋健太郎がひも解く。……[→]