［選考理由］
この黒人のむわっとする感じ、1982年に初めてジャマイカに行ったときの感覚を思い出した。当時のジャマイカのサウンド・システムで活躍していたDJたちは、外国ではほとんど知られていなかった。そして今、エチオピアの泥臭いハチロクのビートで歌う歌手たちも、外国ではほとんど知られていない。このような「知らなかった音楽」に出会えた瞬間がシャッター・チャンスなのだ。この歌手、TADDALAA GEMMACHUさんのCDは日本では手に入らないと思うけど、PVはYouTubeにアップされてます。

［撮影データ］
カメラ／Nikon D2X
レンズ／20mm F2.8
日付／2007年1月6日
場所／Addis Ababa（Ethiopia）

［一番記憶に残っている撮影］
1982年にジャマイカのサウンド・システム、エイセズで撮ったイエローマン。
1994年にナイジェリアのレゴスにあるシュラインで撮ったフェラ・クティ。

［最近気になる事柄］
今現在、最強のストリート・ミュージックは、ブラジルのバイリ・ファンキと南アフリカ共和国のクワイトだと思うが、タンザニアのボンゴ・フレーヴァーもなかなかなのかもしれない。

［ホームページ］
http://www.geocities.jp/aoyane/