EC meets SIMON
 
Edit by Riddim / Photo by Masataka Ishida
 

  昨年は15周年で「横浜レゲエ祭」を大成功させたMighty CrownのSimonと25周年で映画『Ruffn' Tuff』を公開したOverheatのECが、お互いに現場での立ち話以外にたまにはランチでもってことで中華街で待ち合わせた。1999年に『Digital-B meets Mighty Crown』(廃盤)の発売記念イヴェントを大阪、横浜で共催し、2002年にはTechnicsのターンテーブル30周年記念イヴェントに参加してもらって以来ってことになるのか? 取りあえずは、明けましておめでとう!!
  
EC:お疲れさま、「レゲエ祭」。振り返ってそういう話ってするの?

Simon:するかな…。でもこの時期ぐらいにちゃんと話すってのはあんまりないかな。

EC:どうなの? ぶっちゃけ15年てのは。さっき昔の『Riddim』(99年4月号)の記事を見てたらSimonが「いつかは武道館で」って言ってたよ。既に武道館を越えちゃったね。

Simon:その時は多分、ノリで。やっぱ「武道館=1万人」っていうのが一番デカいっていう気持ちだったと思うんで、いつかやりたいなっていう…。

EC:武道館の3倍行っちゃったんだから(笑)。

Simon:気づいたら(笑)。でも本当やれて良かったなって。でも、15年間やってきて、(サウンドを)辞めようと思った時期もあったんで…。

EC:えっ? それはどんな時?

Simon:いや、もう海外出て、確か99年に「World Clash」で優勝して、優勝したのはいいけど、そこから海外の人達の風当りが凄く強くて。色んな政治が働いてたっていうか、オレらの描いてたレゲエのシーンとは違うっていうか。つまり、きれいな部分も勿論だけど汚い部分も全部見えちゃった。360度本場のレゲエのスタイルが見えちゃって、ちょっとイヤになっちゃった時期があって。こういう事やってるのに何でこんなに落とされなきゃいけないんだって。まず肌の色がオレらだけ違うしね。Sami(-T)とも「どうしよっか?」って。オレらの思ってた世界と違うし、汚いっていうかリアルな部分を見過ぎちゃって、「どうなんだろう?」って時期も一回だけあってね。

EC:そうだよね、基本的にはジャマイカ・ローカルのものだからね。

Simon:島国根性というか(笑)、何でこんなジャパニーズ、東洋人に、ってのがあると思う。

EC:そう言えば、ジャマイカにいた時にテレビでMighty Crownが出てるのを偶然見たよ。不思議なもんだね、テレビつけたらたまたま。Simonがまた渋い顔してるんだ(笑)。クラッシュでもやったのかな? 結構カルチャー・ショックだったよ。だってジャマイカ人の国で、ジャマイカの音楽がかかる番組見てて、そしたらいきなり東洋人が出てくるんだ(笑)。まあ凄いよ、Mighty Crownのやってきた事は。

Simon:そう言ってもらえるとやった甲斐があるなあ。でも、早いような遅いような15年っていうか、「もうこんな経っちゃったの?」っていう。でも、15年っていっても結局それは人が評価してくれる事であってね。勿論、自分達は自分達なりの評価はするんだけど、本当は、評価ってオレら以外の、石井さんだったり、オーバーヒートだったり、サウンドマンだったり、アーティストだったり、全然違う人達だったりが評価してくれて初めて成り立つと思ってるし。

EC:5年前?…テクニクスのターンテーブルの30周年のイヴェントに出てもらったよね(「SL-1200 Night」のこと。02年11月17日、川崎Club Citta'にて開催)。

Simon:ありましたね、チッタで。

EC:それで、レゲエ代表でMighty Crownに出てもらって。

Simon:出演者が皆、ヒップホップでしたからね(その他出演はDilated Peoples、Beat Junkies、DJ Krush、DJ Muro、DJ Yutaka、DJ Nozawa、GM -Yoshi、DJ Shark。司会がRyu)。あの時、それまで会った事のなかった(DJ)YutakaさんともDJ Krushさんとも話せて良かった。あと海外だとDilated Peoplesもいて、それから…。 EC:Beat Junkiesだ。あいつら2階の楽屋からヴィデオ持って降りてきて、Mighty Crownをステージ袖から撮ってたんだよ。で、Beat Junkiesの奴らももう一度ちゃんとMighty Crownを見たいってなったみたいよ。

Simon:嬉しいっすね。あの後、サンフランシスコに行った時に電話かかってきて遊びにきてくれて、繋がったかなっていう。オレらも刺激になったっつうか、奴らのプレイ見ると凄いなみたいな。やっぱオレらの持ってないものを持ってるし、オレらも多分、彼らの持ってないものを持ってるし。そこでターンテーブルで通じ合えた。


EC:普段はあんまりラジオを聴かないんだけど、Beat Junkiesと言えば、つい最近、偶然J-Waveのスイッチいれたら「(Beat Junkiesの)RhettmaticがLAからライヴを…」とか「Beat Junkiesがどうのこうの…」って言ってんだよ。でも、ありえない偶然って実はいっぱいあるよね、あるでしょ?

Simon:凄くいっぱいある。最近はもう「偶然じゃないな?」みたいに。つまりあんまり偶然はないっていう考えになってきてる。

EC:必然なんだよね。

Simon:そう、絶対なんかの理由で起こってるって思い始めてきた。

EC:絶対そうだよね。今回オレも映画(『Ruffn' Tuff』)作ったけどね、本当にさ、偶然だけとは言えない事がいっぱいあるね、それが天気だったり、たまたま皆がいたりね。でも、その偶然を、まあSimonもそうだと思うんだけど、ジャッジする力があるんだよね。

Simon:どうなんだろう? 感覚っていうか、オレらは全てがこれやったら面白いんじゃないかとか、喜ぶんじゃないかとか、楽しむんじゃないかっていうその感覚だけでやってきた15年だし。最初は自分達しか見えてないけど、段々お金を取れるようになってから「オレら対他人/他人対オレら」っていうスタンスが生まれてきた。だけど余裕過ぎても絶対喰われちゃうんで、世界行ったら常にチャレンジャー的なスタンスでいないとヤバイし、足元見られるし。海外は、レゲエ音楽自体がそうなんだけど、常にハングリー精神がないと上には行けいし、保てない。

Simon:そうそう、『Ruffn' Tuff』のパート2、石井さん、やろうよ(笑)。

EC:よく言うよ(笑)。

Simon:大変だった?

EC:いや、大変じゃなかったよ、やったその事については。素直にただ撮っただけだよ。でも、1日に3つアポ入れるのって無謀だったけど、でも、できたんだよね。

Simon:オレもそれは相当無謀だと思う(笑)。

EC:しかもその途中にミュージシャン集めて2曲くらいレコーディングもした。今考えたらメチャメチャなんだけどさ。

Simon:3つアポ取ったら1つはズレちゃうかな?

EC:「あれを10日で撮ったらOKだよ」って言ってくれると思うんだよ、ジャマイカを知ってる人にはね。乱暴なものなんだけど、理解してもらえると思う。本当に殆どアポなしっていうか、実際、アポ取っても、前の夜だし。しかもスタジオすら取ってなかった(笑)。もう行っちゃって、そのまんま撮れても撮れなくてもその状態のドキュメントにしようと思ってたの。そういう事は誰にも言わずにスタッフを連れてった(笑)。

Simon:かなり強引な(笑)。でも、ジャマイカならその方がいいものができたりするかも。予定立てても予定通り100%行くってのは絶対にない!(笑)

EC:そうでしょ? ダブ録るっていっても、アーティストがスタジオにいたから録るって感じじゃない。もちろん誰かを録りたいなっていうのはあって行くんだけどさ。

Simon:確かに、確かに。で、いない場合も結構あるんだよ。その代わりにこいつがいるみたいな(笑)。

EC:そうそう、だからそういう国でしょ?

Simon:間違いない(笑)。かなりそういう国。

EC:だから、あんまり決めてってガックリするよりは、決めないで楽しむっていうかね。

Simon:でも、こういう映画って今の聴き始めた子達にとっては絶対重要。エデュケーションを込めて誰かやってくれればって前から思ってたし。

EC:試写会にレゲエを全然聴かないパンクが大好きな友達が来てくれたんだよ。当然、全く登場人物とか分からないんだよね。でも、彼が翌日にメールをくれて、「サントラを3回聴いたって言うんだよね。ホント嬉しかったよね。

Simon:結果が出たっていうか…。

EC:うん、まあ、たぶん一人だけどさ(笑)。

Simon:今、レゲエ界ってパンクあがりが多いっすね。オレもPapa-Bもアキ・ソル(Ackee & Saltfish)もそうだし、Home GrownのTancoもそうだし。だから結構音繋がりで「オォォー!」っていうのが絶対にある。

EC:そういう意味じゃレゲエってさ、感覚に訴えるんだよね。

Simon:そういうとこがある。あんまり計算されてないっていう…。そのラフさが良いのかな? 例えばジャマイカも今は機材もどんどんデジタル化してきて、特にプロツールスが入った事によってアナログでやってた人もデジタルになってきている。でもデジタルなんだけど、使い方がやっぱラフっていうか、そういう人が多い。



EC:ジャマイカ人ってさ、革新的ではあるんだよね、音の方法論に関しては保守的じゃなね。良ければ「これ、行っちゃおう」みたいな。

Simon:やっぱ、根本的に違うっていうかね。例えばミックス・ダウンするにも凄い音を上げまくるし、マスタリングも日本人的に考えるのと全然違う。とにかく限界まで上げて、そこから調整していく。日本人のやり方は下げ気味からだし、ちょっとでもリミット越えるとすぐ下げる。でも向こうはバンバン赤とか行ってるのに(笑)。

EC:スタジオのスピーカーって本当に飛んでるもんね(笑)。

Simon:「何回飛ばしてるんだ?」って(笑)。とにかく音の感覚が頼り。赤まで行ってるのに「実際は行ってないから大丈夫だ」って(笑)。そのギリギリで、時々ちょっと行っちゃってる事もあるんだけど、そこの感覚がいいなって。そこはレゲエやる以上は見習わなきゃって毎回思う。

EC:レゲエは小さいラジカセで聴くんじゃないって事があると思うんだよ。サウンドシステムで爆音でかける事を想定してスタジオでも爆音でミックスするって事なんじゃないかと思ってるんだ。最初の頃はオレも「こいつ、イカれてるんじゃねえか?」と思ったけど(笑)。

Simon:確かに。やっぱデカい音でかけた時のその感覚って凄くあるかな。日本だとデカいスピーカーのあるスタジオ行っても、そういう風にはかけてくれないし。

EC:スピーカーの持ってる能力の何十%とかそういう…。

Simon:意味ないじゃんっていう、そこは、ジャマイカ人は凄いなって。小さい音で聴いてる時とデカい音で聴いてる時のそのギャップっていうか、「あれ? これこんな良かったっけ?」みたいな、そこは大事なポイント。

EC:そうだね。レゲエはデカい音で空間が埋まってくるね。

Simon:でも、日本のサウンドは、そういうとこを忠実に守ってるなって思う。オレ、年に2~3回はヨーロッパにツアー行ってるけど、やっぱ良い音が少なくて。ジャマイカやイギリスだとサウンド・システムをクラブに持ち込む文化があるけど、他のエリアはそんなでもない。日本の方が忠実に守ってるし、ちゃんとしている。名も知らないサウンドでもシステムを持ってるくらいの勢いだし、凄い良い音でやるっていうその感覚はヨーロッパ人より日本人の方がちゃんとしてるかな。

EC:日本人はマニアックだしね。

Simon:かなりマニアっていうかね。でも、ヨーロッパもレコードに関しては凄い。レコードが未だに売れるのはヨーロッパと日本だけだし。アメリカなんか全然売れない。レコード以外で日本と言えば、サウンド・システムも有名だし、ダンサーも有名。「ダンスホール・クイーン・コンテスト」で優勝したしね。この3つの文化が凄く有名。でも、そこまでやってる国というか、黒人以外でそこまでやっているのはいないと思う。

Simon:それにしてもオレら15年で、オーバーヒートが25年で、ちょうどキリのいいとこで(笑)。

EC:25年の実感はないけどね(笑)。

Simon:オレら、10年後とか全く想像つかない。正直、何やってるのかなあ? 勿論レゲエはやってるんだろうけど、どんな形でやってるのかなあ?

EC:でも、毎年、ちゃんと目標を打ち上げるじゃない。

Simon:確かに今年はスピーカーを増やそうとか、ダブ・プレート録ろうとか、デカい所でやろうとか何かやった方が周り全体のモチベーションが湧くし。

EC:正しいよ。

Simon:正しいのかな、楽しいっていうか。気付いたら日本のレゲエ・シーンも10年前と比べたら凄くデカくなっちゃって(笑)。PushimもMoominもFire BもBon君(Papa-B)も、ある程度というか凄く浸透してるし、レゲエの枠の外までちょっとずつ浸透し始めてる。10年前じゃ全く想像出来なかった。

EC:日本のレゲエがもっとステップ・アップするためには何が必要だと思う?

Simon:まあオレの勝手な希望というか、「こうなったらもっと面白くなるな」っていうのは、日本全国にサウンド・システムのセレクターとかサウンドがいて、その子達が現場でかけるレゲエとチャートに入ってるレゲエの曲が一致したら良いなと。例えばオリコン・チャートのトップ10にレゲエの曲が入りました。で、トップ10に入ると必ず現場でもかかるぐらいの感じっていうのかな。でも正直、それがまだないんだよね。凄く売れる連中の曲は現場ではかからないっていうのが現状で、そこを一致してもらいたい。売れるためだけの音楽を作るんじゃなくてね。例えば向こうだとSean Paulが「Gimme The Light」でブレイクした時は、ダンスでも皆、絶対に「Gimme The Light」をかけてた。そのレベルに行ってもらったらもっと面白くなる。現場でもウケるし、皆に認められたものがそのまま素直にチャートインしてもらえれば嬉しい。そうなればもっとシーンが活性化すると思うしね。

EC:それは、最高だね。

Simon:それをすぐ出来るかっていうと、またそれも中々難しいと思うんだけどね。まあ次の世代のためにも、そのベースを作ってあげられれば。

EC:じゃあ、2007年の目標立ててって言われたら、どうよ?

Simon:まず「横浜レゲエ祭」は、2006年がオレらの15周年って事で横浜スタジアムでやるっていうスペシャル感。だけどあれを味わっちゃうと、2007年ももう一回やりたいなっていうのが出てきちゃって(笑)。でも色んなハードルが出てくる。どうしてもまだレゲエ自体の認知度が低いから、やっぱまだ何だこいつら的な、ちょっと不良的な、若い奴らが集まって何か問題起こしそうとかのイメージがあるけど、決してそういうもんじゃないよと。オレら横浜でやってるからまずは地元から、街全体でレゲエの祭り感を出して行こう、っていうのが2007年の目標かな。スタジアムで起こる事だけじゃなくて、街全体だったり、市だったり。そこに教育問題も絡めてだったりしていこうよ、っていうのがスタンスっていうか。

EC:それは素晴らしいね。

Simon:レゲエはメッセージだから。教育問題もメッセージっていうか、何かそういうので繋がれるとこがあるし。「レゲエ祭」以外だと海外のリンクをもっと強めていきたいですね。今の若いお客さん達、特に1年目とか2年目の子達は、海外のレゲエよりジャパニーズ・レゲエで入った子達も凄く多いと思うんですよ。「ジャパニーズ・レゲエしか聴かない」とか、それはそれでいいのかもしれないけど、ルーツを忘れちゃいけないっていうか…。

EC:そうだよね。

Simon:イヴェントをするにも色々分けたい。例えば「Back To Hardcore」ってイヴェントで、70's、80's、90'sの曲しかかけない事を重視したダンスをやったりとかね。もっとレゲエの根本的な事を分かってもらって、更にジャパニーズ・レゲエも分かってもらいたいっていうのが凄くあるから。最近特にジャパニーズ・レゲエが凄くあがってきた分、逆に「ジャパニーズ・レゲエは聴きたくない」「ジャマイカのレゲエしか聴きたくない」って人達もいるし、そこのバランスを上手く取りたい。勿論、ジャマイカン・レゲエあってのジャパニーズ・レゲエなんだけどね。そのためには海外と日本のアーティストとのコラボ曲とかアルバムとか出していきたい、そんな2007年。

EC:そういうコラボって意味では、オレはわざわざ考えた訳じゃなかったけど、昔、Mute BeatとRoland AlphonsoとかMute BeatとGladdyとか『DUB WISE』っていうリミックスとか色々とやってたよね。だから、それは絶対必要だと思う。最初はアーティスト同士も抵抗があったりするんだけどさ。でも、やって5年とか10年経ったら「あれは凄かった」って言ってくれたりしてね(笑)。やる時は凄く大変だったり、ぎくしゃくしちゃったりする事もあるかもしれないし、多少乱暴なんだけど、冒険的な事は実際にそれをやると何かは起こるよ。

Simon:結果が絶対生まれる。

EC:じゃあ是非、やって下さい(笑)。

EC:最後に何かあれば。

Simon:じゃあ、2007年のオーバーヒートの目標を(笑)。

EC:オレは目標とかダメなんだよ(笑)、Simonみたいなカリスマ性ないしさ。

Simon:そこはもう石井さんで。例えば「オレはスケボーで○○する!」とか、そういう感じでも(笑)。

EC:何だよ、それ(笑)。だから、あと1年で『Riddim』も300号になるから何かイヴェントするか。あとまあ、本当はオレも現場は一番好きだったはずだけどさ、遠ざかってるから顔でも出さなきゃ。

Simon:石井さん、オレらの現場遊び来てよ。1ヶ月に1回、いや2ヶ月に1回でもいいから現場に来てもらえたら。

EC:反省してんだよね。夜寝るのももったいなくて遊んでたくせにさ(笑)。

Simon:じゃあ300号記念イヴェントは、記念って事で出演しますから!  [取材協力/四五六菜館]

OVERHEAT meets MIGHTY CROWN
"Mighty Crown meets Digital-B"
V.A.
[CD / Overheat / OVE-0065]
Mighty CrownがDigital-Bレーベルの音源を選曲しミックスしたノンストップのMix CD('99年作品)。残念ながら現在は廃盤。


"Mighty Crown meets Digital-B"
(1999.4.30.@大阪Club I to I 5.1@横浜Club Heaven)
[Event]
左記のMix CD『Mighty Crown meets Digital-B』のリリース・パーティ。Bobby Digitalの秘蔵っ子Dwayneのほか、Admiral Tibett、DetermineといったデジタルB縁のアーティストが出演。

"Mighty Crown meets Digital-B"
(1999.4.30.@大阪Club I to I 5.1@横浜Club Heaven) [Event]
'99年にJudgementがイギリスで、Mighty Crownがアメリカでそれぞれ世界の頂点に立ち、その年の暮れに祝賀祭的に行われたビッグ・ダンス。「Riddim」200号記念イヴェントの一環として開催された。

"SL-1200 Night"
(2002.11.17@Club Citta')
[Event]
Technicsが世界に誇る「SL-1200」の30周年記念イヴェント(企画はEC)。トーク中にも出てくる通り、両者にとって意義のある、思い出深いイヴェントとなった。

"横浜レゲエ祭 2006"
V.A.
[DVD / 東芝EMI / TOBF-5502]
3万人を動員した「横浜レゲエ祭」初の横浜スタジアムの映像集。あの熱気を254分にまとめ真空パック。オーバーヒートからはMoomin、Pushim、H-Manが出演。