SONS OF JAH
SONJAH
Interview by Thunder Killa
'04年にリリースした「Pon Di Coner」がまずは日本で火が着いた若手兄弟デュオSojah。昨年のジャパン・ツアーは大盛況、その勢いのまま1stアルバムも完成。国内盤も発売の運びとなり勢いに乗るところをプロモーションのため再度来日したタイミングで話を聞いた。
●まずは、それぞれ自己紹介をお願いします。
Konscience(以下K):Konscience(写真左)、レペゼンSojahだ。
Delus(以下D):Delusだ(写真右)。Salu~te! 俺が兄の方だ。
●音楽を始めたのはいつからで、きっかけは?
K:98年頃からかな。Sugar Minottのスタジオに兄貴の友達がいたから遊びに行くようになって。勿論、すぐにレコーディングした訳じゃなく、色んなビッグ・アーティスト達が歌うのを見ていたのさ。今住んでいる町に引っ越してからCash FlowのプロデューサーDJ Nailを紹介してもらって、歌い方、曲の作り方を学び、鍛えていったんだ。
●影響を受けたアーティストを教えてください。
K:Beres Hammond、Buju Banton、Sizzla、Cham…。
D:アイコンと呼ばれるような人々、例えばBob MarleyやPeter Tosh、Dennis Brown達からも勿論、影響は受けてるよ。
●過去のアーティスト達の中でも兄弟でのデュオというのは珍しくユニークだと思いますが、それ以外に他のアーティストとの違い、心がけてることを教えて下さい。
K:他のアーティストと違うことをやろうと思って音楽を作ってる訳じゃ無いんだ。ただ、良い音楽を作る、ってことを心がけてるし、逆に他のアーティストが受けてるからってそのスタイルをコピーしようとも思わないな。それが、自然と自分達のスタイルをユニークにしているんだと思う。
●2004年にリリースされた「Pon Di Coner」が日本で、というより日本から火が着き昨年には日本ツアーまで成功させましたが、その時の印象を。
K:皆のリアクションが凄かったな。自分達の何が日本人にアピールするのかは分からないけど、反響は凄かったな。
D:凄くいい経験だったよ。小さいインドアのクラブとかでもショーをやったけど、皆との距離も凄く近くてエキサイティングだったよ。
●食べ物はどうでした?
K:Love! だけど味噌汁はダメだったな(笑)。お好み焼きは気に入ったよ。
●資料によるとアパレル等にも進出してるそうですが、音楽以外の表現活動にも興味があるんですね。
K:アパレルに関してはまだTシャツを中心にやりだした位だけど、他にもPVの撮影、制作や写真撮影にも関わってるんだ。CMやスポーツ番組も作ったりしてるよ。
●1stアルバム『Sons Of Jah』はアルバムを通してメッセージ性に富んだ曲が中心となっていますね。
K:長く聴いてもらえる良いものを、と思ってると自然にそうなるんだ。
D:過去の曲、例えば80年代のものでもコンシャスなものは今でも聴かれてるだろ? ダンスホールな曲は移り変わりが激しいけど、カルチャラルな曲は長く残るからね。
●『Sons Of Jah』の聞き所を説明して下さい。
K:最初から最後までだな(笑)。何度でも繰り返し聴いてくれ。
●アーティストとしてのSojahの目標は?
D:良い音楽をつくる、それだけだよ。皆が長く聴いてくれるようなね。
K:下らない内容の物は作りたくないな。色々な世代がキチンと聴いてくれるような、意味のあるものだけを作っていきたいね。
" Rebelution"
Tanya Stephens
[VP / VPCD1791]