What's "Gladdy Unlimited"

偉大なグラディにリスペクト!
“ミスターSTALAG”アンセル・コリンズが来日!!

 ジャマイカ音楽のオリジナリティとクリエイティブなアイディアは偉大だ。この独自の音楽を創り上げてきた草創期(1960年代~)に大きく貢献したのがピアニスト、シンガー、プロデューサーのGladstone "Gladdy" Anderson。
 彼は2015年12月に他界。彼の功績を讃えようと16年からスタートしたイベントがこの「Gladdy Unlimited」。
 4度目の開催となる今回は、デイヴ & アンセル・コリンズとしての活動でも知られ、後に数え切れないほどのリメイクがされているモンスタートラック”STALAG”を生んだアンセル・コリンズがジャマイカから来日!Matt Soundsとの共演はもちろん、ゲストにこだま和文、HAKASE-SUNの参加も決定している。

Gladstone Anderson (1934〜2015)

ジャマイカのセント・アンドリューで生まれトレンチ・タウンに移り、50年代末期から伯父のオウブレイ・アダムスの手ほどきでピアノを習得しカリプソ、メント、R&R、R&Bなどをプレイし、愛称はGladdyと呼ばれた。彼の才能を見抜いたデューク・リードが主宰したトレジャー・アイル・レーベルを始めとして、コクソン・ドッドのスタジオ・ワン、レスリー・コングのビバリーズ、ソニア・ポテンジャーのゲイ・フィートなどで数えきれないほどのセッションをしたピアニスト、シンガー、プロデューサーである。盟友ストレンジャー・コールは「60年代のレコーディングの80%はグラディが参加していた」と言う。スカタライツやドラゴニアーズがツアーなどを始める前のオリジナル・メンバーでもあり、ドン・ドラモンド、トミー・マクック、ジャッキー・ミットゥ、ローランド・アルフォンソ、リン・テイト、ボブ・マーリィ、ジミー・クリフ達ともレコーディング、さらに70年代後期から80年代にレゲエの時代を作ったレボリューショナリーズ、ルーツ・ラディックスなどでも活躍。文字通り″ジャマイカン・ミュージックの父″であり、ジャマイカ音楽の黎明期に絶大な貢献を果たした伝説のキーボーディスト。
彼をメインにしたドキュメント映画『ラフン・タフ』(監督:石井志津男 2006年制作)がある。
こだま和文が在籍したMute Beatとはジョイント・ライブ(DVD『Gladdy meets Mute Beat』)とレコーディング曲「Something Special」もある。来日は4回。

OVERHEAT Records発売アルバム:
『Don’t Look Back』(1985),『Caribbean Sunset』(1987),『Caribbean Breeze』(1989)『Piano In Harmony』(1994),『Gladdy's Double Score』(2010)

Info

公演名: OVERHEAT MUSIC Presents Gladdy Unlimited
出演: Special Guest
Ansel Collins Backed by Matt Sounds

Feat.Guest
こだま和文
HAKASE-SUN

Selector
Tommy Far East
会場: 渋谷クラブクアトロ
公演日: 2019年12月4日(水)
19:00 開場 / 20:00 開演
チケット: 前売り 4,500円(ドリンク代別)
当日 5,500円(ドリンク代別)


チケット発売日:2019年10月26日(土)

チケットぴあ:https://t.pia.jp(Pコード:168-140)
ローソンチケット:https://l-tike.com(Lコード:75095)
e+(イープラス)http://eplus.jp

チケット取扱店
Far East Records(042-705-3374
HESHDAWGZ(03-3475-3475
Dub Store(03-3364-5251
Coco-isle(03-3770-1909
JET SET 下北沢店(03-5452-2262
HMV record shop 渋谷(03-5784-1390
HMV record shop 新宿ALTA(03-5362-3360
REDPOT(048-854-0930
HMV record shop コピス吉祥寺(0422-29-1130
主催: OVERHEAT MUSIC

Artist

Ansel Collins(アンセル・コリンズ)

アンセル・コリンズが1960年代から成し遂げて来たことは、長いジャマイカ音楽史の中でも光輝く特級のダイヤモンドのようだ。キーボーディストとして著名な彼だが、シンガーだったアンセルならではの曲(トラック)がレゲエ史を代表する名曲揃い。リー・ペリーを始め多くのアーティストに曲を提供して来たが、「STALAG 17」は74年にリリースされてからレゲエ史上最もリメイクされたレゲエ・トラックと言われ、テナー・ソウの「Ring The Alarm」(YouTube, 330万回再生)やシスター・ナンシー「Bam Bam」(1,700万回再生)、チャカデマス&プライヤーズの2曲「Murder She Wrote」(4,300万回再生)と「Bam Bam」(860万回再生)などのようにレゲエ史を代表する大定番リディム。また特筆すべきは71年、デイヴ & アンセル・コリンズ名義の「Double Barrell」が、イギリス1位となりBBCの人気番組Top of The Popsに出演、アメリカでもビルボード22位に輝き、9ヶ月に渡るヨーロッパ・ツアーを敢行。生きる伝説は、今年70歳となった。

>>Riddim ONLINE「ジャマイカのレジェンド・キーボーディスト、アンセル・コリンズがGladdy Unlimitedに参戦決定!キーボード4名の熱演、さらに哀愁のトランペッターも!!」

MATT SOUNDS

2014年のキース&テックスのバックから始まり、カールトン&ザ・シューズ、リロイ・シブルス、ストレンジャー・コール、クリストファー・エリス、BBシートンらのバックを務め驚嘆されてきた。60年代ジャマイカ音楽の黄金期を再現できる世界でも稀なバンドがMatt Sounds。17年にアルバム『Matt Sounds』をリリース、多方面から高い評価を受けた。黒澤明監督の映画「七人の侍」のテーマ曲のSKAカバーはシングル・カットされ話題となった。

OFFCIAL HP : http://mattsounds.tokyo

  • こだま和文

    MUTE BEATのリーダーとして80年代に活躍。以後ソロ・アーティストして活動していたが、現在はKODAMA AND THE DUB STATION BANDとして活動中。初アルバムが11月にリリース予定。

  • HAKASE-SUN

    フィッシュマンズを振り出しにレゲエ・キーボーディストとしてソロ・アルバムを9枚リリース。現在はKODAMA AND THE DUB STATION BAND、OKI DUB AINU BANDにも所属。 

  • Tommy Far East

    レコード・コレクター、セレクターの中でもセカンド・ジェネレーションの雄として日本はおろか海外からもお呼びがかかる多忙なTommy Far Eastこと富田実。

Goods

Gladdy Unlimited - Zine

グラディ直筆の手紙や、著名なミュージシャンからのコメント、貴重な写真等を掲載!!

サイズ:A5
ページ数:32ページ/カラー
ナンバリングされたコレクターズ・エディション
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Matt Sounds

Gladdy's Marvelous Works

ALBUM

7inch

DVD